【レオパレス】壁が薄いって本当?引越しをするメリット・デメリット

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「レオパレスで部屋を借りようと思っているけど、壁が薄いって本当なのかな…」

「レオパレスって実際どうなの…」

家具付き賃貸物件で有名なレオパレス。

しかし、ネット上では「壁が薄くて隣人の音が気になる」という口コミが多数あって、部屋を借りるか迷ってしまいますよね。

この記事では、レオパレスの壁が薄いという噂は本当なのか、実際の口コミを紹介します。

また、契約時の詳細や内見時のチェック方法、メリットやデメリットなども解説しているので覚えておきましょう。

レオパレスを借りるときの予算や、必要なものの目安になるのでいいですよ。

ぜひ、参考にしてくださいね。

1.レオパレスとは

レオパレスとはテレビやベッドなど、生活に必要な家具や家電が一式付いている賃貸物件です。

新生活をする際や、できるだけ家具などにお金をかけたくないという方には、身一つで引越しができます。

立地にもよりますが家賃の相場は家具付きな分、一般的な賃貸物件よりも平均で5,000円ほど高い傾向にあります。

テーブルや椅子、冷蔵庫、エアコンなどの家具が揃っているので、長期出張や一時的な転勤など、長く住む必要がない場合は便利だといえます。

2.レオパレスは壁が薄いのか?

レオパレスはネット上で「壁が薄い」と良くない口コミが多くあります。

そこで、レオパレスの壁が本当に薄いのかを徹底的に調査しましたところ、以下のようなことが言えます。

  1. 木造構造は壁が薄い可能性がある
  2. 2012年以降に建てられたレオパレスは防音性が高い
  3. RC構造は壁がしっかりしているので薄くない

順番に解説していきますね。

2-1.木造構造は壁が薄い可能性がある

レオパレスに限らずですが、木造構造は壁が薄く生活音が聞こえる可能性は高いです。

木造はコストが安く通気性が良いため、カビやダニが発生しないなどのメリットもあり、アパート建築などで使われます。

しかし、本来は壁と壁の間にあるはずの断熱材がなかったり、空洞のままなこともあるのです。

これでは生活音が隣人に丸聞こえでもおかしくありません。

また、木造は構造上、防音には限界があるので壁が薄い厚いにかかわらず、ある程度の音は聞こえると思っていいでしょう。

こちらは10年以上も前にレオパレスに住んでいたとのことですが、その頃は相当壁が薄かったようです。

足音やちょっとした話声なら壁が薄い所ではありそうですが、ケータイの着信音が聞こえるのはちょっと酷いですね。

次で紹介しますが、建築時期が2012年以降なら木造でも防音性が高いのですが、古い物件ではこういった口コミが多いです。

2-2.2012年以降に建てられたレオパレスは防音性が高い

レオパレスで部屋を探すときは、2012年以降に建てられた物件をチェックしましょう。

なぜなら、2012年以降は「ノンサウンドフロア」という高い防音性の壁や床を導入しているからです。

木造とRC構造どちらにも導入されています。

これにより、生活音が木造は「かすか」に、RCは「ほとんど聞こえない」レベルになっているのです。

内見する際には、建築年を先に聞くこともチェック項目にいれておきましょう。

下記のように、2012年以降に建築されるすべてのレオパレスが、このノンサウンドフロアを導入しています。

業界最高水準の防音システムということで、木造構造も音を気にしないで住めるようになりました。

かすかに聞こえるくらいなら鉄筋コンクリートでも変わりはありませんから、高い防音効果といえるでしょう。

2-3.RC構造は壁がしっかりしているので薄くない

RC構造は壁や柱などに鉄筋コンクリートを使用しており、コンクリートが音を通さないため防音性は高いです。

複数の鉄骨周りに鉄筋コンクリートを流し込んでいるため、木造のように隙間がありません。

壁自体の密度が高く厚いので、話声やドアの開け閉めなど普段何気なくしている生活音が聞こえないのです。

ですので、隣人の音が気になる方は、RC構造の物件を探して内見してみてはいかがでしょうか。

こちらのツイートを見ると、みんなRCについて調べているのかRC物件は常に満室とのことです。

ただし、RC構造でも古い建物は音が響くというツイートもあったので、やはり築年数も確認しておきましょう。

3.レオパレスで物件を借りるときに知っておくべき注意点

レオパレスでは、木造構造の物件に関しては、壁が薄い場合があると言うことをご紹介しました。

他にも、レオパレスで物件を借りるときに知っておくべき注意点を調査しました。

注意点は、以下の3つです。

  1. 保証人が不要な代わりに保証契約費用が必ずかかる
  2. 退去時に「基本清掃料」が必ずかかる
  3. 一般的な賃貸物件より家賃相場が高い

それぞれ見ていきましょう。

注意点1.保証人が不要な代わりに保証契約費用が必ずかかる

レオパレスと契約するときは保証会社との保証契約が必須なため、敷金や仲介手数料がなくても別に費用がかかります。

料金は家賃の100%~120%に相当する保証料の支払いが必要で、1年ごとに支払いがあるので注意しましょう。

一般的な賃貸物件では、連帯保証人を立てれば保証会社と契約しなくてもいいので、余計な費用がかからないことも多いです。

ちなみにマンスリー契約の場合は、保証契約は不要なので最初の一括払いのみで完了します。

ただ、数字だけ見ると下記のように保証委託料は高く感じるかも知れませんね。

保証委託料は家賃と同じか、それより少し高いくらいの金額なので手数料はなくても痛い出費といえます。

家具を購入する金額などと比べると安いですが、短期間しか住まないなら迷うかもしれませんね。

注意点2.退去時に「基本清掃料」が必ずかかる

レオパレスは敷金がないので、退去するときに「基本清掃料」が必ずかかります。

賃貸契約で入居した場合のみ、部屋の間取りに応じて28,000円~53,000円程度の費用がかかるので、覚えておきましょう。

ただし、同じ部屋に4年以上住んでいた場合は、退去時の基本清掃料が不要となっています。

自分が部屋に傷や汚れを付けた場合は、別途修理費を請求されるかもしれないので注意が必要です。

こちらの方のように、入居時のコストは安くても退去時のことをあらかじめ気にしておいた方が今後のためになります。

間取りによって基本清掃料は必ずかかるので、入居時にいくらかかるか聞いておいた方がいいです。

注意点3.一般的な賃貸物件より家賃相場が高い

レオパレスは一般的な賃貸物件の同じ間取りよりも、家賃が若干高い傾向にあります。

家具や家電が付いていることや、水道光熱費も家賃に含まれているためです。

特に家具や家電にこだわりがない方や、短期間しか住まない場合は、ホテルを借りるよりも割安になります。

ただ、長く住む予定なら一般的な賃貸物件を借りて好きな家具や家電を購入した方がいいかも知れませんね。

こちらの方のように、立地が良くて家賃の安い物件を探すのは難問のようです。

レオパレスの家賃相場は、街中などの好立地だと家賃相場がより高めです。

ただ、家具や家電付き、水道光熱費も含まれていると考えればどうでしょうか。

駅にどれくらい近いかというのも関係しているので、何件か内見する必要がありますね。

4.レオパレスのメリット

レオパレスで物件を借りる注意点をご紹介しましたが、レオパレスで物件を借りるメリットもあります。

レオパレスで物件を借りるメリットは以下の3点です。

  1. 一般的な生活に最低限必要な家電や家具が付いている
  2. 一般的な賃貸物件にある敷金・仲介手数料が不要
  3. 書類の準備が面倒な保証人が不要

メリット1.一般的な生活に最低限必要な家電や家具が付いている

レオパレスは、家具や家電が付いたまま部屋が借りられるのが最大のメリットです。

短期間の出張や学生の方には、家具などの購入費用や物を運ぶ手間がないので重宝します。

もし、備え付けの家具や家電が故障した場合は、レオパレスに問い合わせをすれば交換や修理もしてくれるのです。

付いている家具や家電は、テレビ・電子レンジ・洗濯機・冷蔵庫・テーブル・椅子・エアコンがあります。

もちろん、自分のせいで壊れた場合は自分の負担になるので注意してくださいね。

最低限の生活に必要な家具や家電がそろっているのは、引越しの一番のメリットといえるでしょう。

下記の方は、10年もレオパレスに住んでいたとのことで、住みやすかったんですね。

1Kでも新築駐車場付きで家賃44,000円は安いのではないでしょうか。

立地や間取りにもよりますが、特にこだわりがなければ10年住めるんですね。

コスパは最高だと思います。

メリット2.一般的な賃貸物件にある敷金・仲介手数料が不要

一般的な賃貸物件は、敷金や家賃の1ヶ月分程度の仲介手数料がかかる場合が多いですが、レオパレスは不要です。

面積が30㎡以上の広い部屋以外は、敷金もいりません。

ですが、礼金は目安として家賃1ヶ月分が必要ですので注意してくださいね。

補足ですが、そのほかに鍵の交換費用や保険料などはかかるので覚えておきましょう。

下記の方のように気に入った物件が見つかると、初期費用が安いので助かりますね。

一人暮らしで部屋の間取りや広さも必要ないなら、手間をかけずに借りられるのはいいですね。

メリット3.書類の準備が面倒な保証人が不要

レオパレスで部屋を借りるときは、自分で用意する保証人は必要ありません。

その代わりに、レオパレスが指定している保証会社と契約する必要があります。

部屋の住居者が未成年の場合は連帯保証人が必要になりますが、社会人であれば不要です。

一般的な賃貸契約に必要な、保証人の印鑑や直筆などの手間がないため、契約がスムーズにできます。

こちらは息子さんの連帯保証人になったようですが、書類や印鑑など近くに住んでいない場合は面倒なことも多いです。

一般的な賃貸物件は基本的に親など近い人が連帯保証人になりますから仕方ないですね。

レオパレスなら連帯保証人が不要なので、次は息子さんに紹介してはどうでしょうか。

5.レオパレスを内見する際にチェックすることは?

レオパレスを実際に内見する際にチェックしておいた方がいいことを紹介します。

  1. 内見時に壁を叩いて音の響きを確認するべき
  2. 簡単に人が出入りできないようセキュリティはしっかりしているか
  3. 不便なく自分の生活スタイルができそうな部屋か

1.内見時に壁を叩いて音の響きを確認するべき

壁が薄いといわれているレオパレスですから、内見に行ったときは壁を叩いてどのくらい響くか確認をしましょう。

木造構造の建物なら尚更です。

また、2012年以降に建てられた建物かどうかも同時に確認をすることで、ダブルチェックになります。

部屋に入ったら、壁だけでなく床や柱なども実際に触って確認することです。

2.簡単に人が出入りできないようセキュリティはしっかりしているか

一人暮らしの場合、特に女性はセキュリティチェックは忘れずに確認しましょう。

下の階に住もうと考えているなら尚更です。

玄関や窓はもちろん、郵便ボックスや駐車場なども不審者に狙われやすい場所となります。

鍵の場所や数、どのようなシステムかなどしっかりと整った場所を選びましょう。

5-3.不便なく自分の生活スタイルができそうな部屋か

これから寝泊まりする部屋ですから、居心地のいい場所かどうかを確かめましょう。

間取りはもちろん、浴室や収納など普段の生活に不便がないかは重要なことです。

陽当りや家具などの使いやすさ、周辺にスーパーや病院があるかなど不動産屋さんに聞いてみてもいいでしょう。

自分が一番くつろげる場所になるかどうか、見極めてくださいね。

6.レオパレスは2つの契約方法がある

レオパレスの賃貸契約には2つの方法があります。

  1. 最短入居日数30日から可能なマンスリー契約
  2. 期間を決めずに長期入居可能な賃貸契約

契約方法1.最短入居日数30日から可能な「マンスリー契約」

マンスリー契約は、あらかじめ住む期間が決まっている場合に借りる期間を決めて利用する契約です。

最低入居日数は30日となっています。

また、契約時にこれから住む期間分の家賃を一括で前払いする必要があり、それには水道光熱費も含まれるのが特徴です。

一般的な賃貸とは違い初期費用がかかりますが、毎月家賃を支払う手間がないので学生さんなどには便利といえます。

契約方法2.期間を決めずに長期入居可能な「賃貸契約」

マンスリー契約と違い、毎月家賃を支払う賃貸契約です。

敷金・仲介手数料が不要で初期費用を節約することができます。

一般的な賃貸物件を借りるのと同じ契約方法です。

住む期間は特に決めず、1年以上など長期間住むことを前提として契約します。

賃貸契約の場合、水道光熱費は別に自分で支払うことになりますので注意しましょう。

家具なしの一般的な賃貸契約と同じと思って間違いありません。

まとめ

レオパレスは家具や家電付きの賃貸物件です。

壁が薄いとの口コミが多数ありますが、次のことを確認すると解決する可能性があります。

  1. 木造構造は壁が薄い可能性がある
  2. 2012年以降に建てられたレオパレスは防音性が高い
  3. RC構造は壁がしっかりしているので薄くない

たった3つのことを確認するだけで、不安から解消されます。

ネットの口コミを見て悪いことが書いてあると、ついそれを信じて他の人にも話してしまいがちです。

まずは自分の足で実際にレオパレスを見て触り確認しましょう。

それが自分にとって一番の不安を取り除くことではないでしょうか。