「床下収納の使い道がわからない・・・」
「狭くて入れにくい床下収納がつかいこなせない・・・」
このように床下収納の使い道がわからず、活用しきれていないという人も多いですよね。
この記事では、誰でも床下収納が上手くできる3つのコツを紹介します!
床下収納は、使い方によってはとても便利な収納場所であることは間違いありません。
3つのコツをおさえて、床下を有効活用しましょう!
さらにインスタグラムでも話題の床下収納や便利グッズも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
たったこれだけ!床下収納を上手にこなす3つのコツ
収納する物や使い方にお悩みの人は、まずは床下収納を上手にこなす3つのコツをおさえましょう!
キッチンのデッドスペースを活用したのが床下収納というものですが、設けられた場所によっては頻繁に出し入れするのが面倒な場合もあります。
通常の収納棚と同じような感覚で床下収納を使おうとしても、床下にある以上少し工夫も必要なのは確かです。
では、床下収納の良さを最大限に活かすためにはどうすべきでしょうか?
コツ1.床下収納に適しているものを入れる
まずは、床下収納に入れるのに適したものについて考えていきましょう!
かつては食品の貯蔵庫として存在していたのが床下収納ですが、床下は気温差が激しいので入れるものにも注意が必要です。
床下に適しているものを入れることで、入れたものも傷むことなく良い状態で保存することが可能になります。
では、どんなものを入れたらいいのかみていきましょう。
長期保存ができるもの
床の下にあるなら涼しくて食品にちょうどいいと思われそうですが、床下収納には原則として長期保存ができるものを入れるようにしましょう。
例えば、しょうゆや味噌といった未開封の食品を入れて、食品ストック収納庫という利用方法もおすすめです。
じゃがいもや人参などの根菜類の貯蔵も不可能ではありませんが、湿気が多い床下収納なのでカビが生えやすいという点から一時的な保存のみ可能。
食品ストック以外なら、トイレットペーパーやティッシュペーパーといった日用品を入れるのもアリです。
最近では防災食の保管庫として床下収納がちょうどいいとして、活用している人も多くいます。
あまり使わないもの
次におすすめするのが、あまり使わないものを入れておくという方法です。
年に数回しか登場しない大きめの鍋や、お正月にしか使わないテーブルウェアや小物たちといった使用頻度の低いものを入れてみてください。
床下収納はのフタはやや重いために、よく使うものを入れてしまうと開け閉めが面倒になります。
それなら、キッチン収納棚に収まらない、滅多に使わないものはないか探してみましょう。
重たいものはNG床の下にあるために、しゃがんで取り出す必要がある床下収納。
重いものを入れてしまうと出し入れするときに、腰を痛めてしまったり・・・ということもあります。
また、冬にしか使わない土鍋などを床下収納に入れるのもぴったりですが、手を滑らせて割れないように入れる際には工夫をしましょう。
ガスコンロやかき氷器といったシーズンものの調理器具も、床下収納に向いています。
大きいサイズで棚に入らないものがあれば、床下収納へ入れてみましょう。
コツ2.縦に収納する
上からしか取り出すことのできない床下は、縦に収納することを意識しましょう。
横に重ねて収納をしてしまうと、取り出しにくいだけではなく、一番下に入れたものが何かわからなくなります。
床下収納へどう入れるか?が上手にこなす大きなポイントでもあるので、縦に上手に収納するにはちょっとした収納グッズを使うと便利です。
どんな風に収納グッズを使うのか?については、この後にご紹介するアイデアをぜひ参考にしてください。
出し入れのしやすさを考える
そもそも床下収納は取り出しにくいのが難点な場所なので、出し入れのしやすさにはとくに力を入れたいところ。
やはり横に重ねるのではなく、縦に入れたり、ひっぱり上げるだけでOKのようにするといった工夫をしましょう。
縦に収納する場合には仕切りを入れる、ひっぱり上げるだけにするなら袋を活用してみてください。
また、床下収納の深さも考慮して、手が届かなくなるような小さいものを入れるのも不向きです。
入れるのにベストな大きさや重さもよく考慮してください。
上から見やすい収納
床下収納は、フタを開けてひと目でどこに何があるかわかる状態がベストです。
そして床下収納を使う際に避けたいのが、一番下に何が入っているかわからなくなる状態になってしまうこと。
どんどん詰め込んでしまい、食品ストックの賞味期限が切れてしまっていた・・・という事態にも陥りやすいです。
入れすぎない、シンプルに、できるだけ縦に収納するということを心がけましょう。
コツ3.湿気対策も忘れずに!
床下収納の問題点は湿気の多さです。
フタを閉めてしまうことで湿気がこもりやすいので、湿気対策は忘れずにしておきましょう!
とくに食品ストックを床下収納に入れたい人は、カビには要注意です。
つい入れっぱなしにしてしまい、気づいたときにはカビが生えてしまっていた・・・ということにならないよう、定期的なチェックは行いましょう。
床下は湿度や温度が変化しやすい
床下収納はフタを閉めた薄暗い空間なので「涼しいのでは?」と思われるかもしれませんが、実は気温が高くなりやすい場所なんです。
さらに湿度も上がりやすいために、カビが生えやすい場所とまずは把握してください。
たとえ食品ではなくても、収納しておいたものに臭い移りしてしまう可能性もあります。
ぜひ効果的な湿気対策を行っていきましょう。
効果的な湿気対策
カビ臭さを無くすためには除湿剤やカビ防止効果のある防湿グッズを入れるのが、簡単な方法です。
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choco_to_ouchiさんは、新聞紙をひいてから防カビ効果のあるすのこを敷いて湿気対策を行っています。
小さなすのこであれば100均グッズでも手に入るので、ぜひ真似をしてみましょう!
インスタで話題!床下収納の実践アイデア10選
「床下収納って入れ方が難しい・・・」
「仕切りがないからたおれてきてしまう・・・」
「まずはみんなの収納アイデアを知りたい!」
いざ収納をしようと思っても何から始めればいいかわからないですよね。
ここからは、インスタグラムを参考に床下収納の実践アイデア10選をご紹介します!
床下収納は、深さや幅も悩んでしまう空間で、フタを閉めて収納するという新感覚も悩んでしまうところです。
それならインスタで話題のアイデアを参考するのが1番!
アイデアが詰まった投稿を順番に見ていきましょう。
A.キッチンの床下収納アイデア5選
「キッチンの床下収納庫に何をいれたらいいのかわからない・・・」
「上手にきれいに入れるコツを教えてほしい!」
そんな人は、インスタグラムの床下収納アイデアを参考にして、お家の床下収納を見直してみましょう。
床下収納をより使いこなす基本的な収納術から、思わず目からウロコの収納アイデアもあるのでぜひ参考にしてください。
(1)ファイルボックスを使って収納
床下収納をより見やすく、さらに取り出しやすさも上げるにはファイルボックスを使ってみましょう。
_____mai.3さんは、無印良品のファイルボックスを使って収納しています。
さらに、突っ張り棒を使って上に空いたスペースも有効活用しているのがいいですね。
細かい缶詰め類は、1番上の収納ボックスに入れて取りやすくしているのもナイスアイデア!
ファイルボックスは100均ショップでも入手できるので、まずは床下収納のサイズを計ってからぴったり合うものを探しましょう。
(2)つっぱり棒を使って収納
いざ入れてみるとわかるのが、床下収納の深さです。
ものを入れても上の方にスペースが余ってしまったら、ai_1980_さんのように突っ張り棒を2本渡して簡易棚が作れます。
大きめのものは下の方へ、細かいものは収納箱へ入れてみれば取り出しやすさも生まれますよ。
ai_1980_さんは防災食も床下収納へ入れており、これもおすすめしたいアイデアです。
(3)調理家電を収納
出番の少ない調理家電も床下収納にぴったりです!
minapon1018さんは、流しそうめん器やかき氷機、チーズフォンデュグッズといったシーズン家電を収納しています。
つい押し入れに入れてしまいがちな調理家電も、キッチンに収納した方が忘れずに使い続けることができますね。
ごちゃつきやすいコードと一緒にファイルボックスに入れて縦収納をしているアイデアもぜひ真似してみましょう。
(4)ゴミ箱のかわりに
キッチンにゴミ箱を置くスペースがないときは、床下収納を使ってみましょう!
思わず驚いてしまう収納アイデアですが、yag_panさんのように、頻繁に貯まらない分別ごみを床下収納に入れてみるのはいかがでしょうか。
生ごみやすぐに溜まるゴミを入れるには不向きですが、たまにしか出ない電池や割れ物といったゴミに向いています。
よく洗って乾かしてから入れてしまえば臭いやカビの発生も抑えられますが、その点は十分注意して使いましょう。
(5)根菜類を収納
たくさんあるじゃがいもや人参などの収納に困ったら、床下収納に入れるのもアリ!
とくに冬の間であれば温度一定になりやすいので、春まで根菜類を保存することも可能です。
暑くなりやすい夏場は傷んでしまいやすいのでおすすめはできませんが、ひと冬越える間であれば温度も一定に保ちやすいです。
ただし、湿気を取るためにも新聞紙は定期的に交換しましょう。
また、暑くなりやすい場所に床下収納がある場合については、こうした食べ物は入れない方がいいです。
B.洗面所の床下収納アイデア2選
「洗面所の床下収納はつかっていない・・・」
「ストック類を全部まとめていれたい!」
洗面所に床下収納があるというお家も少なくないですよね。
洗面所の床下には、かさばりやすい日用品のストックを収納するのが最適!
キッチンよりも若干小さめで入れにくさを感じますが、洗面所の床下収納を使いこなせばお部屋がスッキリしますよ。
では、洗面所の床下収納には何を入れるのが適しているのか、どんな収納方法をしたらいいのか、みていきましょう。
(1)日用品のストックを収納
洗面所の床下収納には、ぜひ日用品のストックを収納しましょう!
歯磨き粉やシャンプーなどから、洗濯洗剤などはどうしてもかさばってしまいます。
そんな時こそ、床下収納に収納するとわざわざ別の場所にストックする必要もなく、まとめ買いがしてもザックリと収納することができて便利です。
細かい歯ブラシなどは、収納ボックスにまとめて入れるとごちゃごちゃしません。
(2)ダンボールを使って収納
洗剤やお掃除グッズ、シャンプー類などの小物はダンボールを使って仕切れば見た目もスッキリ!
そのままポイポイ床下収納に入れてしまうと、ごちゃごちゃになってしまいます。
haruspringharuさんのアイデアのように、ダンボールや紙袋を使ってしまえば簡単に床下収納が片付くのでおすすめです。
収納ボックスを使うよりも形を合わせやすいので、ちょっとしたすき間が空いたときにもダンボールを使ってみましょう。
C.お部屋の床下収納アイデア3選
「リビングにある床下収納には何を入れたらいい?」
「床下収納を部屋に作りたい!」
そんな人は、お部屋の床下収納アイデアを参考にしてください。
最近では床下収納の利便性を見直し、リビングにも作る人が増えています。
たまたま借りた物件が、思わぬ場所に床下収納がついていた・・・というケースも中にはありますが、みなさん使い方に悩んでしまうようですね。
しかし、意外と使い勝手がよく収納力もあるので利用しない手はないですよ!
(1)普段使わないキャンプ用品を収納
一見どこに床下収納があるのかわからないkanji_f_さんのお部屋は、フタを開けてびっくり!
大きな床下収納が作られています。
このような長方形型にすることで、大きなものを入れられるようになります。
これから家を建てる方はぜひ参考にしてください!
(2)防災グッズを収納
防災グッズは床下収納に入れるのに最適です!
_.h.a.n.a_さんは小さめの床下収納に、非常用トイレやペットボトルの水を確保されています。
定期的に賞味期限の確認を行っていけば、何かあった時に非常に重宝するでしょう。
(3)小さなお部屋にも
床下を存分に利用して、大きな床下収納庫にしてみるのもいいですね。
普段は見えない部分だからこそ、気軽に物が置けるようになります。
小さなチェストにオフシーズンの服を入れたり、子どもの使わないおもちゃなど使い道はいろいろ!
ちょっとした隠れ家みたいになっているも素敵ですね。
床下収納で使える!おすすめ便利グッズランキング
「床下収納のサイズが微妙で上手く収納できない・・・」
「スッキリ片付く便利グッズがほしい!」
そんな声にお応えして、床下収納向きのおすすめ収納グッズランキングTOP3をご紹介します!
どのアイテムも大人気の収納グッズで、お値段もお手頃です。
誰に見られても恥ずかしくない、ものが取り出しやすくて見渡せる、そんな床下収納を目指しましょう!
【第3位】ワイヤーバスケット|ニトリ
第3位は、ニトリの「ワイヤーバスケット」です。
ニトリには多彩なワイヤーバスケットが用意されていますが、nami0015さんの方が使っているのは重ねることが可能で、重ねてもスライドができるという優れもの。
これなら下のものを取り出したいときにもスッとズラすだけなので、とても便利です。
下にはLサイズのワイヤーバスケットを、上にはMサイズを重ねて使うとスライドしやすくなります。
日用品ストックにもよく用いられるアイテムなので、キッチンのあちこちにも使いたくなる収納グッズです。
買える場所:ニトリ
価格:Sサイズ 498円(税込)、Mサイズ599円(税込)、Lサイズ999円(税込)
【第2位】ファイルボックス|無印良品
第2位は、無印良品「ファイルボックス」です。
無印良品の幅広サイズのファイルボックスは、実は2Lサイズのペットボトルが3本入るんです。
これなら倒れる心配もなく、見た目もスッキリできますね。
mori.toraさんはほかにも、100均のファイルボックスや紙袋を使って上手に仕分けているのも参考にしたいポイントです!
買える場所:無印良品
価格:スタンダードタイプ 690円(税込)、スタンダードタイプワイド 990円(税込)
スタンダード幅25cmタイプ 1,490円(税込)
【第1位】積み重ねボックス|ダイソー
第1位は、食品ストックの収納にぴったりのダイソー「積み重ねボックス」です。
食品ストックは床下収納向きですが、細かくて倒れやすいのが難点。
そんな時にはダイソーの「積み重ねボックス」で、2段重ねて使ってみましょう。
ちょうど床下収納の深さにフィットをし、上手に収納できなかった缶ビールも収まります。
買える場所:ダイソー
価格:108円(税込)
よくあるQ&A
ここからは、床下収納に関するよくある疑問や質問を集めてみました!
ご家庭によって微妙にサイズ感が違ったり、床下収納がキッチン以外にあったりと大きく異なる場合があります。
また、普段はフタを閉じている状態だからこその悩みも出てくるもの。
そんな声に答えていますので、ぜひ参考にしてください。
Q1.食べ物を床下に収納するのはよくない?
食べ物を床下収納にストックする場合は条件が必要です。
- 未開封の調味料
- 温度に左右されない食べ物
- 野菜を保存したい場合は冬期間が望ましい
このような条件の上であれば、食品も大丈夫です。
野菜については根菜類といったものに留めておきましょう。
気温が上がりやすい夏場は避けて、気温差があまりない冬期間のみに行うことをおすすめします。
Q2.床下収納は後付けできる?
もちろん後付けは可能です。
ただし、床下のデッドスペースが確保できた場合のみなので、床下がコンクリートになっているマンションでは後付けはできません。
また、一般的な床下収納を後付けした場合の相場は約10万円。
畳一枚分の床下収納を後付けした場合は約20万円前後の費用がかかることを知っておいてください。
Q3.床下に収納する量はどのくらいが最適?
密閉されてしまう空間なので、ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうとその分密度が上がります。
カビが生えやすい条件が揃ってしまう梅雨の季節ほど、余裕を持って収納した方がいいでしょう。
そのためにも、1週間に1度くらいは開けてチェックするように心がけてください。
まとめ
今回は、床下収納についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
床下収納をゴミ箱に使う、根菜類を入れるといった実践アイデアには驚きです。
フタを閉じてしまえばフラットな床になるので、普段見られたくないものを入れるのがおすすめ。
ご自宅の床下収納の使い方に迷っている方は、ご紹介をした実践アイデアを参考にして、ぜひ有効活用してみてください!