洗濯物を干すときに欠かせないハンガーはほとんどの家庭にありますよね。
「ハンガーの収納場所に困る・・・」
「ハンガーを取り出そうとすると絡まっててイライラする・・・」
「洗濯物をかける以外に使い道ないのに場所とりすぎ!」
このように日々小さなストレスを感じている人も多いのでは?
そこで今回は、ハンガー収納を上手にこなす3つのコツと実践アイデアを紹介します。
ハンガー収納を見直し、日々のプチストレスを減らしていきましょう。
たったこれだけ!ハンガー収納を上手にこなす3つのコツ
洗濯に使うハンガーは置きっ放しにしたり、とりあえずカゴに入れておくだけという人も多いのではないでしょうか。
実は、ハンガーを収納するときにもコツがあるのです。
このコツをおさえるだけで、バラバラになっているハンガーもスッキリ使いやすく収納することができますよ。
それでは、ハンガー収納の3つのコツをみていきましょう。
【Tips】ハンガー収納のコツ
コツ1.ハンガーの収納方法は2パターン|つるすorしまう
コツ2.収納する場所を考える
コツ3.ハンガー選びが重要
コツ1.ハンガーの収納方法は2パターン|つるすorしまう
ハンガーの収納方法には「つるす」と「しまう」の2パターンあります。
おうちの収納スペースや使い勝手のよさで選んでみてください。
具体的な実践例は次の段落からご紹介していきますが、ここでは「収納方法は1つではない」ということをおさえておきましょう。
ハンガーをつるして収納する
物干し竿につるして使うハンガーは、収納するときもつるして収納すると取り出しやすくなります。
つまり、何か棒状のものにかけておくというわけです。
この方法は何かつるすものが必要なので、場所をとったりそのまま移動ができないこともあります。
しかし、ほとんど絡まることなくスムーズに出し入れでき、使いやすさは抜群です!
ハンガーをしまって収納する
2つ目は、ハンガーをボックスやカゴにしまうという収納方法です。
ボックスに入れてしまうことができれば、そのまま棚に入れたりシンク下に収納できます。
また、持ち運びもしやすいので洗濯を干すときに一緒に持っていくだけでOK!
バラバラにならず、スッキリと収納することができますね。
コツ2.収納する場所を考える
次に、ハンガーを収納する場所を考えてみましょう。
収納方法と同様、収納場所も1つではありません。
ハンガーの収納場所として考えられる所と、その場所にハンガーを収納するメリットはこちら!
洗濯機周り・・・洗濯物と一緒に持っていける
ベッド下・・・ランドリースペースが寝室に近い場合に便利
洗面台下・・・来客があっても目につかない
ベランダ・・・移動せずに使うことができる
毎日出し入れするものですので、「取り出しやすく」+「使いやすい」ことを意識しつつ、最適な収納場所を考えてみましょう。
コツ3.ハンガー選びが重要
収納という点から考えた場合、ハンガー選びも重要です。
大きさや素材がばらばらのハンガーを一緒に収納していると、見た目がそろわないばかりでなく、ハンガー同士がからまる原因にもなってしまいます。
また、同じ形状のハンガーでしたら重ねやすく、省スペースにもなりますよ。
まずは、ハンガーの種類を知りどのハンガーがあなたにぴったりなのか選ぶところから始めていきましょう。
ハンガーの種類
洗濯用のハンガーとして一般的なのが、「プラスチック製ハンガー」と「ステンレス製ハンガー」の2つです。
それぞれのハンガーの特徴をみていきましょう。
【プラスチック製ハンガー】
・価格が安い
・軽い
・水分を吸収しにくいので、洗濯物を干すのに最適
・日光で劣化しやすい
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プラスチック製のハンガーは、やはり安いというのが魅力ですね。
その分劣化が早いので、「悪くなったらすぐにかえればいい!」という考えの人にはプラスチック製の方がいいでしょう。
【ステンレス製ハンガー】
・価格が高い
・丈夫でサビに強い
・劣化しにくい
・重い
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ステンレス製のハンガーは、スタイリッシュなデザインと耐久性が魅力です。
プラスチック製のハンガーと比べて倍以上の値段がするものの、主婦の間では根強い人気があります。
どちらのハンガーもメリット・デメリットがあるので、値段で選ぶのか、耐久性で選ぶのかポイントを絞って選ぶといいですね。
インスタで話題!ハンガー収納の実践アイデア13選
実際どのように収納したらいいのか、まだまだイメージがつかないですよね。
ここからはハンガー収納の実践アイデアを見ていきましょう。
あなたのおうちで使えそうなアイデアを見つけてくださいね。
A.洗濯機のまわりに収納するアイデア4選
「洗濯物干しにかかる時間を短縮したい!」
「洗い上がった洗濯物にシワがつくのが嫌・・・」
「ベランダまでランドリーバッグとハンガーを持っていくのが大変・・・」
そんな方は、ハンガーを洗濯機のそばに収納しておけば、取り出してすぐハンガー掛けできます。
衣類のシワ防止にもなりますし、ハンガーを出し入れする手間も減らせますよ。
- 洗濯機の横に収納
- アイアンバーにかけて収納
- ファイルボックスを使って収納
- S字フックを使って収納
(1)洗濯機の横に収納
「洗濯干しのたびに、洗面所の棚からハンガーを取り出している……」
そんな人は、洗濯機の横にマグネットフックをくっつけ、ハンガーをひっかると出し入れの手間が省けます。
とはいえ磁力が支えているだけですので、重みがかかるとフック位置がずれてしまうことも。
________.asさんは、フックの下にさらに別の磁石をくっつけて補強しています。
他の雑貨とハンガーの色を「白」で統一することで、見た目もすっきりしますね。
(2)アイアンバーにかけて収納
「収納したハンガーの数が多くて、マグネットフックでは支えきれない」
「洗濯機横のハンガーが、脱水のたびにカタカタ音を立ててうるさいんだけど……」
そんな場合は、洗濯機近くの壁にアイアンフックを設置しましょう。
収納やインテリアツールとして大活用のアイアンフックは、マグネットと違いネジでしっかり固定できるため、フライパンなど少々重たいものをひっかけてもOK。
もちろんハンガーを数十本かけても安心です。
ワイヤーハンガーなら斜めにずらしつつ大量にひっかけることができ、収納力もアップです。
(3)ファイルボックスを使って収納
poyoppe_roomさんのように、ファイルボックスにハンガーを立てて収納すると見た目もすっきりします。
洗濯機周りにフックをかけられるような隙間がないという人におすすめです。
種類や大きさごとにボックスを分けておけば、ハンガー同士もからまりません。
洗濯物を干す際はファイルボックスごと持って行けますよ。
(4)S字フックを使って収納
タオルハンガーにS字フックをひっかけてハンガーを収納するのもいいアイデアですね。
shoko051411290220さんは、洗濯機から取り出した洗濯物をこの場でハンガーにかけて干しています。
①洗濯物を洗濯機から取り出して⇒②ランドリーバッグに入れて⇒③ベランダに出てハンガーにかけて干す
という手順の②がショートカットできるようになって、時短にもつながります。
洗濯物にかける時間を短縮したい!という方は試してみてはいかがでしょう?
B.ランドリースペースで収納するアイデア3選
「ハンガーの数が多くて、洗濯機まわりに収まらない」
「ピンチハンガーや洗濯バサミも全部まとめて収納したい」
このように「洗濯機まわりではスペース不足」という場合は、ランドリースペースを決めて、ベランダ周りで使うアイテムをまとめましょう。
- ワゴンに収納
- ブックエンドを使って収納
- ラックに収納
(1)ワゴンに収納
複数のアイテムをまとめて収納できる家事ワゴン。
ハンガーだけでなく、ふとん干しやピンチハンガーも一箇所にまとめられます。
nanako_original_livingさんはIKEAの大人気商品を活用し、お掃除アイテムをすべて集結させています。
側面にフックやマグネットを使えば、コロコロクリーナーや雑巾・ちりとりも収納できます。
(2)ブックエンドを使って収納
「ハンガーを立てて収納してみたけど、やっぱり絡まってしまう……」
そんな時は、100均で手に入るブックエンド(本立て)が役立ちます。
種類・大きさが同じハンガーごとにブックエンドで区切れば、出し入れがスムーズです。
(3)ラックに収納
ハンガーやピンチを、スチールラックに吊るして収納する方法もあります。
洗濯物かごを置く部分があれば、干す時も楽ですね。
既成品で良いサイズ感のラックが見当たらなければ、自作することができます。
furukazukoさんはホームセンターで買ったパーツでラックを自作し、それにハンガーポールをかけて使っています。
C.洗面台の下に収納するアイデア2選
「ハンガーや洗濯バサミは見えない場所に収納したい!」
「洗面台下の狭いスペースをどうにかして有効に使いたい!」
かさばってしまうハンガーを限られたスペースにうまく収納するには、突っ張り棒やファイルボックスを活用しましょう。
- 突っ張り棒でつるして収納
- ボックスに入れて収納
(1)突っ張り棒でつるして収納
デッドスペースになりがちな洗面台下も、突っ張り棒を使って収容力アップ!
上部にハンガーをひっかけたら、下部にはピンチハンガーやその他のお掃除道具を収納しましょう。
こまごましたものは収納ケースにまとめておけば、洗面台下のお掃除もラクになりますよ。
(2)ボックスに入れて収納
irodori.0305さんの場合は、突っ張り棒+ファイルボックスを併用しています。
突っ張り棒で洗面台下スペースを上下に区分したら、上には洗濯バサミとウエス。
下にはファイルボックスに立てたハンガーを収納します。
洗濯物を干す時は、ファイルボックスごと持って行けるので便利ですね。
D.意外な収納アイデア4選
「家にぴったりのものがない・・・」
「使っていないボックスを活用してハンガーを収納したい!」
そんな人は、自分でオリジナルの収納ケースを作ってみましょう。
ここでは、意外なものを使ってハンガーを収納する方法を紹介していきます。
- ボックスを使って収納
- マルシェバッグに収納
- お手製のダンボールボックスに収納
- キッチンペーパーホルダーで収納
(1)ボックスを使って収納
100均で手に入る収納ボックスでもハンガーを立てて収納することができます。
そのままだと倒れてしまうため、仕切りを立てるといいですね。
そこで仕切りとして使えるのが、こちらも100均で手に入るブックスタンド。
なるべく重みがあるものがおすすめです。
inusukkyanenさんのように3つのブックスタンドを交互に並べれば、ハンガーのからまりや倒れ防止になります。
(2)マルシェバッグに収納
大きめのマルシェバッグやエコバッグに収納する方法もあります。
1k.laboratoryさんは強靭で耐久性のあるタイベック素材のバッグをチョイス。
ちょうどいい高さにフックをつけて引っ掛けておけば、出し入れもラクですね。
ただし、収納ボックスのように仕切りをつくることは難しいので、ぽんぽん投げ込むと取り出す時にからまってしまいます。
ハンガーの種類や向きはそろえて入れるようにしましょう。
(3)お手製のダンボールボックスに収納
「市販ではちょうどいいサイズの収納ボックスが見当たらない」
そんな時は、いっそのことDIYしてみましょう。
suzuneko11さん作のダンボール収納ボックスは、真ん中に仕切りをつけて、ピンチハンガーとハンガーを分けています。
ハンガースペースには突っ張り棒を設置し、ハンガーをひっかけて収納。
さらに側面にはS字フックで洗濯バサミかごを吊るし使い勝手のいい収納ボックスを作っています。
(4)キッチンペーパーホルダーで収納
mickey_house0110さんが紹介するのは、キッチンペーパーホルダーの意外な実践アイデア。
100均で買ったキッチンペーパーホルダーを水平な場所に立て、ハンガーを重ねていきます。
バラバラになったり取り出し時にからまることもなく、洗濯物干しのストレスから開放されますよ。
ハンガー収納で使える!おすすめ便利グッズランキング
実践アイデアで見てきたように、ハンガー収納は箱に入れたり吊るすだけではありません。
市販の収納グッズを使うことで、よりスムーズにハンガーを使うことができますよ。
ここからは、ハンガー収納で使える便利グッズを紹介します。
どこにどれだけのハンガーを収納するかイメージしながらチェックしてみてくださいね。
【第5位】ハンガーストックバー|キャンドゥ
第5位は、キャンドゥのハンガーストックバーです。
ステンレス製ですので丈夫で錆びにくく、長く使うことができますよ。
室内ではハンガーストックとして使えますが、室外ではハンガーの片寄り対策にもなります。
ステンレス部分が波線になったものや、ハンガー穴が1つずつ開いたものなど種類がありますので、ぜひ実物を比較してみてくださいね。
買える場所:キャンドゥ
価格:108円(税込)
【第4位】ハンガー収納ラック|山崎実業(Yamazaki)
第4位は、Yamazakiのタワーハンガー収納ラック。
ありそうでなかった、ブックスタンド型ラックです。
大きさごとにラックを分ければからまることもありません。
rosyrosa82928さんは、同シリーズのタオル収納ラックを連結して見た目もすっきり収納しています。
買える場所:Amazon、楽天市場
価格:1,944円(税込)
【第3位】スタンドファイルボックス|無印良品
第3位は、無印良品のスタンドファイルボックス。
実践アイデアでも何度か登場したファイルボックスですが、無印良品のポリプロピレン製ファイルボックスが人気です。
幅は5cm、10cm、15cmと3段階がありますので、おうちの収納スペースに合わせて選びましょう。
買える場所:無印良品
価格:990円(税込)
【第2位】ハンガーストックホルダー|セリア
第2位は、セリアのステンレス製ハンガーストックホルダー。
これを使えば収納スペースは単純に2倍にアップ!
ウォークインクローゼットなど狭い場所でも、すっきりハンガー収納できますよ。
買える場所:セリア
価格:108円(税込)
【第1位】ランドリー収納|山崎実業(Yamazaki)
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第1位は、Yamazakiのランドリー収納です。
本来は洗濯機横の狭いスペースにマグネットでくっつけて使うものですが、aiemigramさんは洗濯物を干す廊下の壁に設置。
干したらそのままクローゼットにしまうという流れにしているそう。
洗濯物を畳む手間も減らせ、一石二鳥ですね。
1番下はピンチハンガーをかけたり、S字フックをひっかけたりすると用途が広がりそうです。
買える場所:Amazon、楽天市場
価格:2,376円(税込)
よくあるQ&A
ここからはハンガー収納でよくある質問にお答えします。
実際にハンガー収納をするときには、ぜひ参考にしてみてください。
Q1.ハンガーを外にかけっぱなしにしておくのはよくない?
Q2.絡まるピンチハンガーはどうやって収納するのがいい?
Q3.クローゼットのハンガーはどうやって収納するのがいい?
Q1.ハンガーを外にかけっぱなしにしておくのはよくない?
「ハンガーやピンチハンガーは外に出しっぱなし」
「そのほうが時短だし収納スペースも不要でしょ?」
という人も多いと思います。
しかし、ハンガーを外に出しっぱなしにすることで次のようなデメリットもあるんです。
・ハンガーについた排気ガスやホコリなどの汚れが、洗濯物に付着してしまう
・雨風や紫外線にさらされることにより、ハンガーそのものの劣が早まってしまう
・プラスチック製のハンガーであれば、異臭が漂ってくることもある
・強風に飛ばされてしまうことがある
ハンガーはなるべく室内に収納することを心がけましょう。
Q2.絡まるピンチハンガーはどうやって収納するのがいい?
ピンチハンガーを折りたたんで収納すると、洗濯バサミが絡まってしまうことがありますよね。
その場合は「広げたままの状態」で収納するというのも1つの手です。
yuka_mmshomeさんが使っているピンチハンガーは、絡まらないように2つ繋げてかけています。
横に並べると絡まってしまうピンチも縦にすると絡まらなくていいですね。
Q3.クローゼットのハンガーはどうやって収納するのがいい?
クローゼットに使っていないハンガーが並んでいると、スペースを使ってしまいますよね。
そのまま端に寄せてかけておくのもいいですが、ボックスに入れて収納しておくとクローゼットもスッキリします。
tama.simpleさんは、無印良品のファイルボックスをハンガー収納として活用しています。
キャスターに乗せると掃除もしやすくなるのでいいですね。
まとめ
おうちで実践できそうな収納アイデアはみつかりましたか?
からまったり出し入れが面倒だったりと、今までストレスだったハンガー収納問題……。
100均グッズを活用したり収納方法をちょっとだけ工夫したりして、毎日のストレスから開放されましょう!