「最近何もいいことがない」
「なんでこんなに嫌なことが起こるんだろう」
頑張っているのに結果が出なかったり、小さな悪い出来事がいくつも重なってしまうと、どうしても心が落ち込んでしまいますよね。
しかし、少し考え方を変えたり普段と違った行動を取るだけで、気持ちが前向きになり良い運気が巡って来るんです!
本記事では、いいことがない時にやるべき考え方と、前向き思考になれる方法を詳しくご紹介していきます。
元気が出てくる本や名言もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.いいことがない時に知っておきたい考え方とは
「いいことがない」と感じている時は、前向きな考え方がなかなかできません。
逆に、ほんのちょっとの悪いことまで大きく感じ取ってしまい、気がついたらさらに落ち込む、なんてことも。
いいことがない時期が続く人は、「また悪いことが起こるのでは?」とビクビクしている状態です。
これ以上悪くならないようにと心が身構えてしまうため、ほんの少しの悪いことでも敏感に感じ取り、「また悪いことが起こった…」と思い込んでしまうのです。
では、いいことがない時にはどのような考え方をすれば良いのか、その具体的な例をご紹介します。
1-1.原因よりも解決方法を考える
いいことがないと落ち込んでいる時には、原因よりも解決方法を考えるようにします。
いいことがなく悪いことばかりに集中している人には、次のような特徴があります。
- 起こってしまった悪いことを何度も繰り返し思い出す。
- なぜ悪いことが起こったのか原因探しに夢中になる。
- いいことがない、と周囲の人に愚痴を漏らし続ける。
気持ちが悪いことばかりに向いているので、次の行動を起こせなくなっているのです。
積極的に解決方法を考えると、自然に嬉しい出来事が起こります。
- 髪の毛を切られすぎたけど、他の美容室を探してもっと綺麗に整えてもらった。
- 突然の転勤で不安になったけど、積極的に散歩をするようになったら知り合いが増えて住みやすくなった。
- 仕事で失敗して怒られたけど、改善点を考えて気をつけるようにしたら褒めてもらえた。
起こってしまった悪い出来事は、なかったことにはなりません。
過去の原因について考えるより解決方法を考えて、前向きな気持ちでもっと良い運気を呼び込むようにしましょう。
1-2.客観的な視点でものごとを考える
自分の感情や心の状態を客観的な視点で考えると、気づかなかった点や新しいアイデアが生まれてきます。
いいことがなく落ち込んでいる状態の時は、自分の中で同じ考えがループしています。
輪になって閉じられた考え方では、どれだけ良い方向に考えようと思ってもなかなか断ち切ることができません。
いいことがなく落ち込んでいる時には、以下のような方法で客観的な視点を持つようにします。
- 親しい人に「あなたならどうする?」とたずねてみる。
- 他の人から見て自分の状態がどう見えるのか分析してもらう。
- 厳しい意見を言われても一度検討してみる。
良い運気は水の流れと一緒で、滞っていると濁ってしまいます。
新しい流れを作るためにも、積極的に客観的な視点を持つようにしましょう。
1-3. 悪いことは良い方向へ向かうサインだと捉える
「禍福(かふく)はあざなえる縄のごとし」ということわざがあります。
「良いことと悪いことは交互に起こる」という意味です。
風水や占いなどではアンラッキーな出来事が幸運のサインになることがあり、「良いことが起こる前兆だから」と前向きに行動して幸運の流れを掴みます。
ちなみに、一見するとアンラッキーにみえる幸運の前兆には、次のようなものがあります。
- 歯が傷んだら臨時収入がある。
- 急な引越しや転勤は幸運の流れにのるチャンス。
- 大きなショックをともなう別れは良縁に恵まれる前触れ。
穏やかな海にも大きな波があるように、人の生活にも大小のリズムがあります。
いいことがないという波に飲み込まれず、前を向いて幸運を掴む心の準備をすることが大切です。
2.いいことがない原因やいいことがない人の心理状況5選
いいことがないと落ち込んだり、いいことがない状態が続く人には、共通した心理的特徴があります。
では、いいことがないと感じている人は、どんな心理状況にあるのでしょうか。
現在いいことがないと悩んでいる人は、自分の状況に当てはめて考えてみましょう。
2-1.自分と周囲の人をつい比べてしまう
自分にいいことがないと、周囲の人のちょっとした幸せすら大きく見えます。
あの人はあんなに幸せそうなのに…とすべてのものごとを比較して考え、勝手に妬んだり落ち込んだりするのです。
周りと比べるくせがついてしまうと、良いことが起こっても周囲の人と比較してしまい、「あの人の幸せに比べたら小さい」と判断します。
自分が幸せだと思う基準が崩れてしまっているのです。
他の人の幸運にばかり目を向ける心理状況は、自分の目の前にきている幸運を見逃すということを理解しておきましょう。
2-2.起こった悪いできごとを何度も思い返す
いいことがないと思い込んでいる人は、自分がどれだけ不幸かを何度も思い返す心理状況にあります。
周囲の人が励ましてもなだめても、
「でも…」
「だって…」
と否定の言葉を繰り返し、自分がどれだけ不幸かをまるで自慢するように話すのです。
何を話しても否定的で悲観する人と、ずっと付き合いたいと思う人はいませんよね?
嫌な気持ちを自分で引きずるのも、いいことがないと感じている人に多い傾向です。
2-3.自分のことだけで頭が一杯
いいことがないと言う人の心は、常に自分のことで一杯です。
自分の基準だけで幸運かどうかを判断するので、周囲の人からの褒め言葉や良い情報も受け付けません。
良い運気を自分で突っぱねてしまいます。
自分の主張や考えを持つのは悪いことではありません。
しかし、自分にとってのいいことにこだわりすぎるので、受け取れるはずだった幸運も逃している状態です。
2-4.なかなか決断ができずいつも迷っている
決断するまでが遅くいつも迷っている状態も、いいことが続かない原因の一つです。
もし次のような状態に当てはまるのでしたら、いいことがない・続かない人の要素があります。
- 欲しいものがある時、つい粗探しをしてしまう。
- 自分の気持ちよりも損得で判断しがち。
- 必ず誰かに決断を任せる。
- 周囲の人に意見されると動けなくなってしまう。
- 他人と同じか似たような状態でないと落ち着かない。
上記のような行動は、せっかく来ている良い運気を掴み損ない、いいことがない状態を引き起こす原因になります。
良い運気は、いつどのような形で目の前に現れるかわかりません。
来たチャンスを逃がさないためにも、迷わず決断するようにしましょう。
2-5.心が疲れすぎていてボーッとしている
いいことがない状態は、心の疲れを引き起こします。
そして、心が疲れている時は、いいことがない状態を引き起こしやすくなります。
どちらが先かということではなく、心の疲れといいことがない状態は繋がっているのです。
ただし、心が疲れて頭がボーッとしていることに気がつけば、いいことがない状態を回避することはできます。
仕事や日常生活に振り回されてしまった時、考えることに疲れていると判断力も鈍ってしまいますよね。
毎日の生活を送る中で、
「疲れたな…」
と呟くことがあったら、まずはリラックスして心の疲れを癒すことが大切です。
3.いいことがない時の対処法5選
どれだけ気をつけていても、いいことがない時期というのは何かしらの形でやってきます。
人間関係、仕事、家庭…生活していく上で避けられないいいことがない時期は、どう乗り越えればよいのでしょうか?
いいことがないと思った時に、ぜひ試して欲しい対処法5選をご紹介します。
3-1. 自分の気持ちや考え方を再確認
いいことがない時に大切なのは、自分の気持ちや考え方を再確認することです。
いいことがない時は、すでにいろいろな考えや意見が頭の中を駆け巡っています。
自分の中にあったはずの気持ちや考え方が、行方不明になっているのです。
いいことがないと感じた時は、一度立ち止まって自分の本当の気持ちに向き合ってみましょう。
好き嫌いやどう思うかという部分が見つかると、自然に次の行動が判断できるようになってきます。
いいことがない時には焦らず立ち止まり、まずは自分の気持ちや考え方を再確認するようにしましょう。
3-2. 普段と違う行動をとってみる
いつもと違った行動を意識してみると、生活の流れが変わってよい運気が入ってきます。
風水や占いでもよく見られる方法で、ラッキーを起こすための行動として実践する人も少なくありません。
- お風呂の入浴剤を変えてみる。
- 帰りに寄り道してカフェで一休みする。
- 期間限定でウィークリーマンションを契約してみる。
- 髪型を変える。
- いつもと違う香水で気分を変える。
上記の例でなくても、自分にとって普段と違う大冒険なら、それは立派なラッキーアクションです。
できることから少しずつで良いので、普段と違う行動を意識して取り入れてみましょう。
3-3. 睡眠時間を増やして体調を整える
いいことがない時ほど、焦らずに睡眠時間をとって体調を整えるようにします。
いいことがない時は、なんとなく体のだるさが取れず心もモヤがかかっているみたいですよね?
心と体は密接に結びついて、心の不調は体に影響が出ますし、体の不調に気がつかないと心も壊れてしまいます。
もしいいことがない時に体調不良もあるようでしたら、睡眠時間を増やして体の不調を治すことから始めてみましょう。
体が楽になると次の行動がとりやすくなるので、次第に心も晴れてきます。
3-4. 自分の時間や気持ちを優先する
いいことがないと感じる時期に多いのが、自分のことを優先する時間がないというケースです。
やりたいことができなかったり、休みたいのに休めなかったり。
仕事や日常生活で仕方がないと思っても、少しの不満が積み重なるといいことがない状態を引き起こします。
自分の本当の気持ちを優先して、自分の時間を積極的に作るようにしましょう。
3-5. 気持ちが落ち着くアイテムを持ち歩く
「これがあるから大丈夫!」
というアイテムを持ち歩くと、比較的早くに気持ちを上げることができます。
実際に持ち歩いている人の例には、次のようなものがあります。
- 好きな人からもらったアクセサリー
- お気に入りのルージュ
- リラックスできる飲み物
- ちょっと気分が上がるマニキュア
- やる気が出る文房具類
気持ちが落ち着くアイテムは、嫌なことが起こった時にすぐ使えるというメリットがあります。
早い段階から対処することも、いいことがない状態を作らないためには重要です。
4.運が良い人の考え方や行動習慣5選
いいことがないと落ち込んでいる時、運が良い人を羨ましく思うことがありますよね?
いつも楽しそうだったり、思い通りに生きていたり。
運が良い人はどんな方法で今の状況を作り上げているのでしょうか?
運が良い人の考え方や行動・運が良くなる習慣5選をご紹介します。
4-1. 部屋を整えて心地よい空間を作る
運が良い人に多い行動の一つが、常に部屋を整えて心地よい空間を作っているという点です。
確かに、カーテンは閉めっぱなしで薄暗く、散らかっている部屋はそれだけでも落ち込んでしまいますよね。
毎朝カーテンを開けて光を取り入れて、お気に入りの家具で整えられた部屋は、それだけでも居心地がよくワクワクします。
自分の居場所だからこそ、大切に整えることが重要なんですね。
4-2. 目の前のことに集中して楽しむ
自分の好きなことや楽しいと思うことに夢中になるのも、運が良い人によくみられる光景です。
運が良い人は、
「先のことよりも今のこと!」
「過去の出来事よりも未来の楽しみ!」
という考え方をする人が多く、目の前のことに集中して確実に運を掴んでいきます。
いかに今を楽しむかという点が、幸運を掴むコツなんですね。
4-3. 思い切りがよく長時間悩まない
「夜中に思いついてコンビニにいったらクジに当たった」
「ふと思いついて車を買いに行ったらちょうどセールをやっていて半額だった」
運が良い人からこのような発言を聞くと、羨ましいと思う反面、え⁈っと驚くことはありませんか?
実は、驚くほどの思い切りの良さや悩まない行動こそが、運が良い人の特徴なんです。
「やりたいからやる」
「思いついたからやる」
そんな潔い判断力が、良い運を味方につけている1番の理由です。
4-4. 意識して体を休ませ無理をしない
運が良い人は元気に動き回っているイメージがありますが、しっかり休みも取っています。
運気のリズムすら味方につけているといっても過言ではありません。
いい運気が来たなと思ったらバリバリ動き、疲れてきたら休むべきと判断して無理をしない。
メリハリのある生活で体も心も整えているからこそ、運が良い人はいつも元気で動き回れるのです。
4-5. 自分だけのラッキースポットへ足を運ぶ
金運が上がる神社や恋愛が成就する場所など、いわゆるラッキースポットはネット上でも話題になっていますよね。
運が良い人にもラッキースポットはあるのですが、よく見てみるとちょっと不思議な場所が多いんです。
- お気に入りのカフェの隅っこ
- オフィス街のど真ん中の公園
- 有名な神社の裏側の森林
- ハイブランドなブティック
- 目的もなくドライブする車の中
どこがラッキースポットなの?と不思議に思うのですが、ラッキースポットは人それぞれ。
運が良い人は、自分の好みや行動を客観的に観察する目を持っていて、現在の自分に合う気の流れを敏感に感じ取ります。
例えばそこが有名な場所でなくても、自分の気持ちが整えばラッキースポットになるのです。
オリジナルなラッキースポット、ちょっと特別で真似してみたい習慣ですね。
5.いいことがない時に読みたい本3選
いいことがなくて落ち込んでいる時、ヒントを得るために本を読む人も多いですよね。
スピリチュアル系から実践的なものまで、落ち込んでいるときに目にすると励みになる本は沢山あります。
いいことがない時に選ばれている本の中から、特に人気のある本3選をご紹介します。
5-2. 空間心理カウンセラーの「いいこと」が次々起こる片づけの法則
5-3. 孤独の夜に寄り添う117の言葉〜明日いいことが必ず起こる〜
5-1.読むだけで気分が上がり望みがかなう10のレッスン
いいことがないと落ち込んでいる時は、心がざわついてなかなか落ち着きませんよね。
この本では、心をどのように整えていくかという方法や、いいことを引き寄せるコツを詳しく解説しています。
なかなか自分で心の整理ができないという人におすすめです。
5-2.空間心理カウンセラーの「いいこと」が次々起こる片づけの法則
空間にゆとりがりが生まれると、心のゆとりへ変化していきます。
片づけた部屋がパワースポットとなり、いいことを呼び寄せる最強の味方になるのです。
環境を整えて心もすっきりしたい、積極的な開運方法を知りたい人におすすめの一冊です。
5-3.孤独の夜に寄り添う117の言葉〜明日いいことが必ず起こる〜
いいことがないと苦しい心を抱えてしまい、夜の静けさや一人の時間が怖くなりますよね。
明日に希望をつなげるために、いつでも手に取れる魔法の言葉が欲しい。
SNSでも話題になった沢山の言葉は、手に取った人の心の支えとなってくれます。
6.いいことがない時に聞きたい名言3選
いいことがない時にふと目にした言葉に、ハッとすることはありませんか?
思いもよらない名言を聞くと、考えすぎていた自分に気がつき目の前が開けます。
いいことがない時に聞きたい名言の中から、とくに有名な名言3選をご紹介します。
6-1.夏目漱石の名言
前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ。
いたずらに将来に未来を属するなかれ。
満身の力を込めて現在に働け。
文豪として知られる夏目漱石は、幼い時にはあちこちに養子に出され、複雑な家庭環境で育ちました。
不遇の時代に経験した出来事は小説という形で発表され、多くの人に親しまれています。
過去の出来事に執着せず、ただひたすら現在を生きる。
夏目漱石の名言には、経験から得た重みが感じられますね。
6-2.イギリスのことわざ
つまずきは、転落を防いでくれる。
ちょっとしたことでつまずいた時、人は転んだという事実にしか目をむけられません。
しかし、転んだからこそもっと大きな不幸を避けられたと知ったら、転んだということを喜びます。
イギリスのことわざには、目の前の不幸ではなく前後の出来事もしっかり見据えた方が良いという教えが伺えます。
6-3.オードリー・ヘップバーンの名言
何より大事なのは、人生を楽しむこと、幸せを感じること。
それだけです。
ローマの休日で人気を博し、世界中の人から愛され続けているオードリー・ヘップバーン。
一見幸せそうに見える彼女は、第二次世界大戦中にドイツの強制収容所に送られ、一時死の縁を彷徨いました。
戦争という悲惨な体験を微塵も感じさせない彼女の言葉は、誰もが目を背けるような悲惨な出来事を乗り越えたからこその力強さが秘められています。
まとめ
いかがでしたか?
いいことがない時には、心が沈んでなかなか行動を起こせません。
しかし、前向きな考え方や気分転換の方法を身につけるだけで、良い運気に変えることができます。
- 起こってしまった悪いことを悩むより良いことが起こる方法を考える。
- 自分の本当の気持ちを再確認。
- 十分な睡眠時間やリラックスタイムをとって心と体をリセットする。
- 自分のやりたいことや楽しいことを優先してみる。
- いつもと違う行動で積極的なラッキーアクションを起こす。
ざわつく心を静めてしっかりと周りを見れば、解決策のヒントは必ず存在します。
今回の記事を参考にして、いいことがない時に立ち上がる方法を見つけてみましょう。