今日からできる!なりたい自分になるための簡単な3つの方法

ライフスタイル

「こんな自分になりたい」

「自分を変えたい」

そう思っても、「難しそうだし自分には無理」と諦めていませんか?

しかし実は、変わりたいと思った今があなたが理想に近づく大きなチャンスです。

この機会を生かせば、なりたい自分になるのは全然難しい事ではありません。

本記事では、なりたい自分になるための簡単な方法を紹介しています。

日頃の生活にほんの少しの行動を足すだけで、少しずつあなたは「なりたい自分」に近づいていくのです。

自分を認め、自分を大切にする生活にもつながっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

なりたい自分になるってどういうこと?

なりたい自分になるには、まずなりたい自分がしっかりとイメージ出来ていなくてはなりません。

しかし「どんな自分になりたいのかわからない」なんていうこともありますよね。

まずは以下のステップを踏んで、自分にとってのなりたい自分とは何かを明確にしてみましょう。

なりたい自分=自分の好きな自分

過去の自分も今の自分も受け入れること

あなたの理想とする自分像が見えてきます。

なりたい自分=自分の好きな自分

なりたい自分というのは自分の思う、好きな自分です。

とはいえ、好きな自分もわからない場合もありますよね。

そんな場合は、以下のように逆の嫌いな自分を考えてみてください。

  • 太っている自分が嫌い→痩せている自分が理想
  • 引っ込み思案な自分が嫌い→積極的な自分になりたい
  • 仕事がうまくいかない今の状況が苦痛→仕事ができる女性が理想
  • 恋愛が長続きしなくて悩んでいる→彼氏に長く愛される女性になりたい

嫌いな自分を考えることでもなりたい自分像が見えてきます。

なりたい自分のイメージが明確になることが、なりたい自分になるための第一歩です。

過去の自分も今の自分も受け入れること

なりたい自分を考えると、どうしても今の自分や過去の自分を否定してしまいがちです。

現状の自分に不満を抱いているのですから、「こんな自分なんて嫌い」という気持ちが湧いてきてしまうのも、ごく自然なことです。

ですが心の底から自分が嫌いならば、変わりたいとすら思わないものです。

本当は自分が好きだから、自分を救いたいから、「もっと好きな自分に変わろう」と思えます。

過去や今の自分を否定するのではなく、もっと自分を好きになるための通過点であった思ってみましょう。

過去や今の納得できない現状があるからこそ、向上心を持てたのです。

「今までの自分があったから、新しい自分になれる」

そう思ってみてください。

「自分を受け入れ、自分を認めること」でなりたい自分に向かって前向きに進めるようになります。

なりたい自分になるとどうなる?

なりたい自分を実現できると、たくさんのメリットがあります。

逆にこのまま納得できない現状に不満を抱えたままモヤモヤと過ごしてしまうと、どのようなデメリットがあるかもあわせて見ていきましょう。

なりたい自分になるメリット

自分を大切にしない事のデメリット

なりたい自分になるメリット

自信がつく

なりたい自分に近づけば近づくほど、自己肯定感が増していきます。

自己肯定感は自信につながります。

自信がつけば、ますます自分磨きを頑張ろうというモチベーションが上がり、さらに理想像へ近づく原動力になります。

毎日が充実する

なりたい自分になることは、充実した日々にも直結しています。

「好きな自分でいられること」で気持ちよく、前向きに生きられるようになり幸福感が増します。

そのハッピーオーラがさらに幸運を引き寄せてくれます。

人に優しくなれる

自分自身に納得し自信があると、心に余裕がうまれます。

心に余裕があると、許容範囲が広くなり自分も他人も許せるようになります。

これまでイラついていたような他人の言動にも大らかになれるので、他者への優しさにもつながります。

自分を大切にしないことのデメリット

なりたい自分になれない自分でいることは

「こんなはずじゃなかった」

「こんな私は嫌だ」

と自己否定の連続です。

自己否定を繰り返すと、ますます自分が嫌いで惨めな存在に思えてくるものです。

後悔と自己嫌悪でいっぱいになってしまいます。

こんな状態では、何をやっても上手くいきません。

人間関係も悪化してしまう可能性があります。

「私になんて出来ない」

と諦めないでください。

なりたい自分になることは、難しい事なんてないんです。

これ以上、自分を否定することのないように。

あなた自身を大切にする術でもありますので、ぜひ挑戦してみてください。

なりたい自分になる方法

なりたい自分になるとメリットばかりなのはわかってもらえたと思いますが、重要なのはその方法ですよね。

なりたい自分になる方法は、実はとっても簡単なたった3ステップです。

毎日たった数分で完結してしまうので、今日からぜひ実践してみてください。

〈ステップ1〉なりたい自分をイメージして妄想する

〈ステップ2〉「理想の自分像に近い人」を目標にする

〈ステップ3〉”なりたい自分ノート”をつくる

〈ステップ1〉なりたい自分をイメージして妄想する

まずはなりたい自分像をイメージすることからスタートです。

方法はなりたい自分になるってどういうこと?の項を参照してください。

そしてそのなりたい自分を実現した時の自分についても具体的に想像し妄想してみてください。

妄想は自由です。

思いっきり、理想的なコースの妄想を楽しんでみてください。

理想の自分を妄想することで、夢がふくらみます。

そして具体性が増していきます。

その理想的な自分の妄想を覚えておいてくださいね。

”なりたい自分ノートをつくる”の項でも利用します。

〈ステップ2〉「理想の自分像」に近い人を目標にする

次になりたい自分に近い人がいないか考えてみましょう。

芸能人でもスポーツ選手でも、身近な先輩や友人でも誰でもいいです。

そして「その人ならどうしているか?」に変換して考えるクセをつけましょう。

例えば、今日の夜食にポテトチップスを食べようとしていたとします。

その時に「憧れのあの人なら夜ポテチ食べるかな?」

と自問自答してみます。

理想的な人物像を具体的に念頭に置いておくと、行動に迷った時の道しるべとなります。

また見た目をその人に近づけることも有効です。

理想とするヘアスタイル、メイク、ファッションをマネしてみるのです。

自分の憧れの外見のエッセンスを取り入れることで、気分が上がります。

〈ステップ3〉”なりたい自分ノート”をつくる

なりたい自分が思い描けたら

”なりたい自分ノート”の作成に取り掛かりましょう。

どんなノートでもいいので一冊ノートを用意してください。

自分のモチベーションが上がりそうな、ノートを買ってきてもいいです。

理想の人物像の写真を表紙に貼ってもOKです。

まずはノートを用意することから始めましょう。

では”なりたい自分ノート”の作り方とその真の目的を説明します。

”なりたい自分ノート”は自分の潜在意識を変える魔法のノート

この”なりたい自分ノート”の目的は、潜在意識を書き換えることです。

何やら難しい話のようですが、そんなことはありませんのでご安心ください。

人は行動時に、常に自分の意識とは無関係な潜在意識が働いてしまいます。

この潜在意識というのは今まで育ってきた中で形成されてきた、あなたの中の価値観です。

例えば、「痩せたい」とダイエットを決意したとします。

しかし潜在意識の中に、以下のような決意に相反する思いが隠れていることが多いのです。

  • 「運動って面倒くさい」
  • 「お菓子食べたい」
  • 「今までだって三日坊主だし無理でしょ」

このような身勝手な決めつけである潜在意識が反応し、あなたの邪魔をします。

これまで「決意しても失敗してしまった」という経験ありますよね。

足を引っ張っている犯人は、この無意識の潜在意識です。

つまりあなたの中にある潜在意識を変えなければ、せっかくなりたい自分になろうとしてもまた失敗してしまうのです。

しかも無意識だからさらに厄介です。

ですが大丈夫です。

潜在意識は変えられます。

この”なりたい自分ノート”は、そんな潜在意識を書き換えるプログラムです。

潜在意識を理想像を書き換えれば、あなたはなりたい自分に必ずなれます。

では早速作り方を紹介します。

イメージや目標を書き込もう

”なりたい自分ノート”のためのノートを用意したら、まずはなりたい自分のイメージを1ページ目に書きましょう。

これまで説明した方法で、すでに頭の中に理想像が浮かび上がっていますね。

それを文章にしてみてください。

書くという行為は脳に認識させる役割があります。

さらに自分のイメージする「理想の自分像」に近い人を2ページ目に書いておきます。

この1ページ目と2ページ目は毎日読み返してください。

毎日繰り返し読むことで、脳内にインプットされていきます。

自己暗示のように繰り返すことで潜在意識に「理想のなりたい自分像」が刷り込まれて行きます。

できれば元々の潜在意識の活動が不活発な時間帯がおススメです。

ゴールデンタイムは朝起きてすぐ、もしくは夜寝る直前です。

朝まだ目が覚めずぼんやりしている時、夜ベットに入った時等に必ず一度目を通しましょう。

ノートに自分の「好きなところ」「嫌いなところ」を書き出す

次に3ページ目に具体的に現在の自分の好きなところや長所、4ページ目に嫌いなところや短所を書いておきます。

箇条書きで羅列するだけで構いません。

これは読み返す必要はありませんが、目標設定に役立ってきます。

すぐに出来そうな小さな目標を設定する

これまで書いてきた1~4ページを元に目標を設定します。

この目標設定で大事な事は、すぐできそうな小さな目標にすることが大事です。

無理難題を設定するのはNGです。

例えば「ダイエットのために運動をしよう」と決意したとします。

しかしこれまで運動をする習慣のなかった人が、突然明日から「毎日1キロ走る」ではハードルが高いです。

以下のような「これなら出来そう」スレスレラインの自分に甘い目標からにしましょう。

  • 毎日腹筋を10回
  • 一駅分歩く

大事な事は目標の内容ではなく、とにかく続けることです。

そして目標が達成できた日付をノートに書き込んでいきましょう。

この目標設定を週単位で見直してみてください。

1週間続けられたら

「7日間も続けられた!私スゴイ!エライ!!」

と褒めてあげてくださいね。

その達成感がさらに継続するパワーの源となり、あなた自身のステップアップへとつながります。

さらに次の一週間も同じ目標を続けてもよし。

少しだけプラスアルファした目標に再設定してもOKです。

大事な事は、続けられる目標を継続し実践し続けることです。

「今日のよかった私」を一行日記で書き記す

目標達成できた日付を書き込むとともに、「一行日記」を書きましょう。

「一行日記」は文字通り、たった一行で完結する日記です。

内容は「今日よかったこと」などポジティブな内容がおすすめです。

心は自分が思っている以上にダメージがあるものです。

これまで生きてきた中での失敗や後悔、恐怖などが心の隅っこに根強く残っています。

その悲しい経験から、心にブレーキをかけるクセができてしまっているのです。

そんなブレーキを解除するには、自分自身を褒めて励ますことが大切です。

あなたには本当はもっと大きな可能性が必ず眠っています。

褒め続け、ポジティブな言葉を綴っていきましょう。

徐々にあなたの潜在意識に前向きな思考が浸透していきます。

自分への手紙や作文も有効

時には一行日記だけでなく、自分へ向けての手紙や作文なども書いてみるのもおススメです。

なりたい自分をイメージして手紙や作文にしてみるのです。

書くこと、そしてそれを読み返すことによって潜在意識に「私もやればできる!」と刷り込まれて行きます。

なりたい自分になる人の考え方や行動習慣

なりたい自分になるためにはコツがあります。

そのコツをつかめば、さらに効率的になりたい自分に近づくことが出来ます。

なりたい自分になる方法と併用し、さらに素敵で前向きなあなたを実現しましょう。

減点法から加点法へマインドシフト

ポジティブな言葉を発する

引き寄せの法則を実践する

常に感謝の気持ちを持つ

減点法から加点法へマインドシフト

あなたは言葉を発する時に「~できなかった」「~でなきゃいけない」と言っていませんか?

それは自分の出来ていない部分を減点していく減点法の言葉です。

例えば、禁酒を決意したけれど3日間で終わったとします。

減点法では「3日間しか禁酒できなかった」となります。

しかしこれを逆の加点法に置き換えてみましょう。

「3日も禁酒できた」

になります。

同じように日常会話に置き換えてみます。

  • 「真面目に取り組まなきゃいけない」→「真面目に取り組めたらかっこいい」
  • 「勉強しなかったからテストが出来なかった」→「勉強すればテストも出来る」
  • 「コンサートに行けなかった」→「来年こそはコンサートに行く」

どうでしょうか。

随分受ける印象が違いますよね。

前者では後悔や悲哀がこもり、やる気につながりません。

しかし後者は、未来を見据えているので希望すら持てます。

この加点法を大いに利用してみてください。

その言葉が、「なりたい自分」になろうとする自分を励ましてくれます。

ポジティブな言葉を発する

言葉の持つ力は偉大です。

ポジティブな言葉を発していると、潜在意識にもポジティブな言葉がインプットされていきます。

美しい夕焼けを見たら「綺麗だね」

草むらを飛び回る虫を見たら「頑張っているね」

など何でもいいです。外に向けても自分に向けてもポジティブな言葉を心がけてみてください。

それだけであなた自身も明るくポジティブな気持ちになれます。

引き寄せの法則を実践する

「人は良いことを願えば良い事が起き、悪いことを思えば悪いことが起きると」という考え方が引き寄せの法則です。

つまりこの法則を利用すると「なりたい自分になった自分」を強く願うと、なりたい自分に引き寄せられていくということです。

毎日「私はできる」「私ならなりたい自分になれる」と強く思ってください。

これは先ほども説明した潜在意識への働きかけでもあります。

そうすることでなりたい自分になるための行動を自ら選択し、必要な情報へのアンテナが張り巡らされるようになります。

常に感謝の気持ちを持つ

常に感謝の気持ちを持つようにしましょう。

感謝は自分、他人、社会、自然、全てとつながる最高のツールです。

「今日も平穏な朝をありがとう」

「毎日電車に乗せてくれてありがとう」

「今日も友達でいてくれてありがとう」

小さなこと、様々な出来事に感謝の気持ちを持つと小さなことも幸せを感じられるようになります。

なりたい自分になるために知っておきたい名言5選

「なりたい自分」になるための努力を重ね、成功している方々の言葉を紹介します。

きっとあなたの心に響くはずです。

イチロー

小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道
少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事

元プロ野球選手・メジャーリーガーで数多くの記録を保持する日本を代表するレジェンド・イチロー選手。

イチロー選手のような偉大な記録を持つ選手であっても、一番大事な事は「小さなことを重ねること」と言っています。

続けることのみが成功への道です。

そして続ける中で、少しでも前進していると思える感覚が大事と教えてくれています。

孫正義

夢が未達でも落ち込む必要はない。

追い求め続けている間は達成に近づいている。

ソフトバンクグループの創業者で実業家の孫正義さん。

非常に貧しい生い立ちから一代で巨大企業を築き上げた、日本を代表する実業家です。
そんな孫正義さんも、夢を追い求め続けることの大切さを説いています。

マザー・テレサ(諸説あり)

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

神の愛の宣教者会の創立者で、ノーベル平和賞など多くの受賞歴のあるマザー・テレサさんのお言葉です。

「なりたい自分」になるためのプロセスがそのまま集約されているような言葉ですね。

運命は自分次第で変えられるということです。

小林麻央

あれがあの時の

私なりの精一杯だった

だから、人生に「たられば」は無し

元フリーアナウンサーの小林麻央さんが、乳がんの闘病の中で綴った言葉です。

後悔してしまいそうな過去も、「あの時の精一杯だった」と認めることの大切さを話しています。

自分を認め受け入れることの難しさと尊さを綴っています。

なりたい自分になるために読みたい本3選

自己啓発本やビジネス本にはヒントとなるようなアドバイスがたくさんあります。

おすすめの人気書籍を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

『やる気のスイッチ!』 山崎巧巳

実用的で誰にでも挑戦しやすいやる気のスイッチをわかりやすく紹介しています。写真やイラストが多いので気軽に読める一冊です。

『ザ・シークレット』 ロンダ・バーン

「引き寄せの法則」ブームを引き起こした世界的ベストセラー本です。

日常生活で実践できる法則なので、知っておいて損はないです。

『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
『まんがでわかる 7つの習慣』小山鹿梨子

本当の幸せのための成功哲学が書かれた、全世界で2,000万部をル大ベストセラー本です。

また『7つの習慣』をわかりやすく漫画で解説している『まんがでわかる 7つの習慣』は、本を読むのが苦手な方にも気軽に読めるのでおすすめです。

まとめ

「なりたい自分」になるのはそれほど難しいことではないとわかっていただけたでしょうか。

なりたい自分をイメージし、そのための行動を毎日続けるだけです。

そして前向きに楽しみながら続けることが一番大切です。

「なりたい自分」に毎日一歩一歩近づいていると思いながら、楽しく実践してみてくださいね。