パートをやめたい理由とは?円満にパートをやめる4つのポイント

パート やめたい ライフスタイル

家計や自分のために始めたパート。

「思ってた仕事内容じゃない・・・」

「家のことが全然できない・・・」

このようにパートを始めても「やめたい」と感じてしまう主婦はとても多いです。

「どうしても続けることができない」と思い詰めてしまう理由とは一体何でしょうか?

ここでは、パートをやめたい理由や円満に退職する方法を紹介していきます。

また、実際にパートをやめたいと思っている主婦の体験談も参考に、本当にパートをやめるべきなのか心の整理をしていきましょう。

パートをやめたい理由とは?

パート やめたい 理由

「この先続けられる気がしない・・・」

「はじめたばかりだけどもうやめたい・・・」

と、パート先を退職したくなってしまったのはなぜでしょうか?

冷静に考えても「続けるのは無理だと思う」と感じてしまった主婦は実に多いものです。

なので「私だけなの?」と思い詰めることはありません。

主婦がパートを辞めたいと思う理由は主に次の4つです。

理由1.仕事がきつい

理由2.職場の人間関係

理由3.条件が悪い

理由4.家庭の事情

理由1.仕事がきつい

面接で事前に説明されたギャップが激しく「補助的な作業ではなかった」、「経験したことがないほど重労働だった」といった理由があれば辞めたくなるのも仕方ありません。

仕事に慣れていないからという問題以上に「自分の体力では難しい」と明らかに感じてしまえば、「職場に迷惑をかけないうちに退職した方がいい」と考える人も多いのではないでしょうか。

理由2.職場の人間関係

パートのみならずバイトや正社員であっても、退職理由のダントツトップにあがるのが「人間関係への不満」です。

「同僚や上司などから嫌がらせ行為がある」、「コミュニケーションが上手くいかない」といった人間関係のもつれは大きなストレスにつながりやすいもの。

ただ、パート先自体の条件がいい場合は、辞めた後に後悔する可能性もあり、退職への決意が揺らいでしまいがちです。

理由3.条件が悪い

パートをはじめたものの「予想以上に残業が多い」「聞いていない仕事まで任される」といった条件の悪さも辞めたくなる理由の一つでしょう。

中には求人情報の内容よりかなり粗悪な職場も少なくはなく、そういったタイミングでより好条件のパート先が見つかれば辞めたくなるのも最もです。

理由4.家庭の事情

「夫の転勤が決まった」「介護をしなければならなくなった」といった、やむをえない事情が出てくるとパートをやめなければならなくなります。

このほかにも「子どもが病気がち」とった理由も、家庭の事情に含まれます。

「#パートやめたい」主婦のみんなの体験談10選

パート やめたい 体験談

生活のためとはいえ「もう続けられない」「早く転職したい」と悩んでしまうことは、主婦のみならずどんな人でも経験があります。

ただ、主婦ならではの悩みが仕事に影響しやすく、退職のきっかけになりやすいのは確かですね。

そんな人には言えない主婦の声は「#パートやめたい」というタグ付けにより、日々SNS上で更新されています。

ここでは、そんな主婦たちの「こんなパートはやめたい!みんなの体験談10選」をご紹介していきます!

体験談1.シフトがきつい

介護パートをされていた方の「シフトがきつい」という意味には、人件費の割に合わないきつい仕事ばかり任されているという内容を含んでいます。

さらに上司の分の仕事まで負担している状況であっては、辞めたくても辞められないという精神状態に追い詰められてしまうものですね。

そんなときこそ「パートなのに」と、大きな不安や疑問を抱えてしまうでしょう。

体験談2.パート先でミスをした

仕事上のミスというのは大小関わらず落ち込むものですが、不穏状態がミスの原因であれば「やめたい」と感じてしまうのも納得です。

ただ、まだ好転する気配がしたり、何年も務めているパート先であればすぐにやめずに保留にしてみた方がいいのかもしれません。

体験談3.責任が重いから

人員補充を怠る職場に残されてしまうことで、パートへの負担や責任がどんどん増してしまいます。

そんな状況に立たされてしまえば「こんなパートはやめたい」と感じてしまっても仕方ないものですが、すでにやめられないという深みにはまってしまうことも多いです。

体験談4.店長の機嫌に振り回される

誰かに気をつかい続ける必要がある職場というのも少なくはありませんが、パワハラとも思えるレベルの上司がいる場合であれば「早くやめたい」と思わずにいられないものです。

ただ、こういった上司に退職を告げることは、大きな勇気を持たないと一歩踏み出せないものですね。

体験談5.お局さんが怖い

職場のいわゆるお局様から、「いちいち口出しされる」「嫌味を言ってくる」といった不満を持ってしまうと大きなストレスにつながります。

パートへの意欲を失わせる人がいると、人間関係がどんどん崩れてしまい、やがては「やめたい」という気持ちが湧いてしまうのも納得ですよね。

体験談6.家事と仕事の両立ができない

「パートをやめたい」と主婦の多くが感じてしまうのは、肩にのしかかる負担の多さが大きな理由だったりします。

必ずしもパート先だけの問題ではなく、日常的なストレスも大きな原因なので根本的な改善ができない限りうまくいかないのではないでしょうか。

体験談7.調理補助の仕事がつらい

飲食店の調理補助のパートも多く募集されていますが、イメージよりもはるかにきついと感じてしまう主婦の方が多いです。

「ペースが一向につかめない」「全く体力が付いて行かない」と強く感じる人は、早々に退職を決めて気持ちを切り替えてしまった方が良いケースもあります。

体験談8.初日から辞めたくなった

仕事を頑張ろうと思う気持ちとは反して、体がついていかないこともありますよね。

社会復帰までのブランクが空いてしまった人こそ、思うように体が動かないと感じてしまうかもしれません。

パート初日で「辞めたい」と感じてしまう人も多く、やむを得ない場合もあるでしょう。

体験談9.辞めたいけど迷う

やめたいと思っている矢先に正社員登用のチャンスが舞い込んだなら、退職の決断が揺らいでしまうのも無理はないでしょう。

それがありがたい話であっても、家族を持つ主婦は自分だけの意志で決断できず、キャリアアップしたい気持ちがあったとしても厳しいことが多いです。

体験談10.辞めてよかった

パートをやめるべきか続けるべきか?という決断はとても迷うものですが、後から「やめてよかった」と思える職場であれば後悔もないでしょう。

生活費や大人としての責任といったものが頭に浮かんでしまっても、自分の身を守れないパート先であれば自分を信じて決断を下すべきですね。

パートをやめるメリット・デメリット

パート やめたい メリット

色々な理由から「パートをやめたいな」と感じても、職場を退職することはかなりの精神負担になります。

「やめたいと思ってもやめられない」「言い出すことができない」という理由で、ズルズル悩んでしまう人が大半ですよね。

ここではパートをやめるか続けるべきか悩む人への道しるべとして、「パートをやめるメリット・デメリット」をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

(1) メリット

パートを辞めた主婦が感じやすいメリットには、このようなものがあります。

  • ストレスが軽減される
  • 体調が改善される
  • 転職して心機一転できる
  • 家族といる時間が増える
  • 前向きになれる

あくまでも可能性の一例ですが、強いストレスを感じていた人ほど「辞めてよかった」と強く思うでしょう。

ストレスが軽減したことで「家族関係がよくなった」という声も多く聞こえています。

(2) デメリット

では、パートを辞めたことで考えられるデメリットをあげていきます。

職場や生活状況によって大きな違いは生じるので、こちらもあくまで一例として参考にしてください。

  • 家計が苦しくなる
  • 時給アップのチャンスを逃す
  • 社会的な信用を失う
  • 家族関係に悪影響を及ぼす
  • 転職への焦りが出る

主婦にとって最もつらいのは「家計が苦しくなる」ことですよね。

しかし、退職する前に転職先を見つけてしまえばこちらはカバーできるでしょう。

「やめない方がいい」という意見もあり、確かに「もう少しで時給アップしたかもしれない」というパートの方であれば後悔するかもしれません。

それでも体力や精神に限界を感じていれば、お金よりかえがたいものが得られるはずです。

パートを円満にやめたいときの4つのポイント

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いざパートをやめようと決断しても、上司に「実は」と退職の意志を伝えるのはとても勇気がいりますよね。

できればあと腐れなく、円満にやめたいのが本心かと思います。

ここでは、パートをやめたいときの4つのポイントをまとめました。

ポイント1.1ヶ月以上前に意志を伝える

より円満に退職するなら、できる限り1ヶ月以上前に退職の意志を伝えてください。

職場によってはパートでも「退職届」の提出を求められることもあるので、事前に準備しておくといいですね。

とくに引き継ぎやシフト調整が必要な人ほど、早めの意思表示が大切です。

明日にでもやめたいかもしれませんが、今後顔を合わせる可能性がある職場ほどやめ方には気を付けましょう。

伝えるときには、「感謝の気持ち」と「申し訳ないという気持ち」をしっかり見せることが非常に大切です。

ポイント2.タイミングを見極める

何よりやめる「タイミング」が大切です。

これから忙しくなることが分かっているのなら、その繁忙期が過ぎてからの方が好ましいでしょう。

忙しくなる上にさらに人手が足りないということになれば、誰しもいい顔はしませんよね。

すぐにでもやめたいと思うのは分かりますが、職場の環境もみながらやめるタイミングを見極めてください。

ポイント3.家庭の事情を理由にする

家庭の事情を理由にすることで、会社側が承諾せざるを得ない状況になります。

「思うところがあってやめたい」といった曖昧な理由を示すことは、会社側から引き止められてしまう流れを自ら作っているも同然です。

それならば、「子どもを預けられなくなった」「親の介護をしなくてはならない」といった理由を示してしまった方が、会社や周りの人も理解を示してくれるでしょう。

ポイント4.体調不良を訴える

会社が退職を認めざるを得ない理由として「持病が悪化した」「腰痛のために休養が必要」といった、体調不良を理由にする方法も有効です。

家庭の事情を持ち出しにくい人であれば、「これ以上続けるのは厳しい」という理由をあげるといいでしょう。

まとめ

パート先に退職の意志を伝えることは、緊張と不安でいっぱいになるものですが、つらい状態で続けることは自分のみならず職場や家族にも影響を与えてしまいます。

「もうやめたい」と強く思うのであれば、早期に決断をして次の転職へと気持ちを切り替えてみてください。

もしパートをやめるか続けるべきか悩んでしまう人は、雇用期限を迎えるまで一旦保留にするのもひとつの手です。

もしやめるのであれば、できるだけ円満退職をして次の仕事へとつなげましょう。