気になるけど消えない靴の匂い。
「子どもの靴の匂いが消えない!」
「これって足の臭いが原因なの?」
脱いだあとの子どもの靴、1日履いたパンプス、運動したあとのスニーカー。
たとえ自分の靴でも「えっ、臭い!」と感じてしまいますよね・・・。
靴の匂いに毎日悩まされている人にぜひ試してほしい、靴の匂いを消し去る9つの方法をまとめました。
靴の匂いの根本的な原因を徹底的に取り去り、もう臭わない足を手に入れる予防方法やアイテムなどもご紹介しますのでぜひ参考にしてください!
目次
なぜこんなに臭い?靴と足の匂いの正体

「どうして靴はこんなに臭くなるの!?」
1日履いただけで臭ってしまう自分の靴を見るとショックですよね。
「自分の足に原因があるの?」と悩んでしまうのは、あなただけではありません。
とくに子どもの靴は成長とともに匂いが強くなるものですが、この匂いは一体何だと思いますか?
靴と足の匂いの正体をあきらかにしていきましょう。
原因1.汗やアカ
靴からイヤな臭いがする大きな原因は、バクテリアの老廃物です。
思わず「バクテリア!?」と驚いてしまいますが、これは人間の足から出る古い角質・・・つまりアカですね。
このアカのエサとなるのが汗や皮脂。
ただ靴をはいて歩いているだけで、匂いの原因を作ってしまうということなんです。
そして靴を臭わせないためには、足の清潔を保つことがとっても大切です!
原因2.じめじめした湿気
靴の中は蒸れてしまい、とっても細菌が繁殖しやすい環境です。
とくに通気性が悪い革靴は、1日履いただけで、もわ~っとした匂いを感じてしまいますよね。
脱いだ靴下から強い匂いを感じるのも、雑菌や汗がまじっているからなんです。
雨の日に履いた靴から強い匂いを感じてしまうのも、じめじめした湿気が大きな原因となっています。
原因3.時間の経過
靴は、ただ履いただけでも細菌はどんどん繁殖するので、時間が経過するほど匂いも強まってしまいます。
毎日同じ靴を履いてしまえば乾く間もありません。
子どもの上履きがとても臭くなるのはここが大きな理由です。
いくら足を洗っても、靴が汚れていればまた匂いがついてしまうので、根本的な原因を絶たなければ解決はしません。
靴の匂いの原因を絶つには、洗う・乾燥・除菌を徹底的に行うことです!
靴の匂いを消したい!即効性がある9つの方法

毎日靴を洗うのは大変ですが、こんな方法をつかうと翌日の靴が今日よりも快適になりますよ。
靴の匂いを消したいときには、即効性がある9つの方法を試してみましょう。
どれも身近なものをつかった靴の匂いを消す方法なので、「明日の靴を何とかしたい!」という緊急時にも対応できますよ!
方法1.10円玉を入れる
方法2.消臭スプレーを吹きかける
方法3.新聞紙を入れる
方法4.重曹消臭剤をつかう
方法5.ミョウバンスプレーを吹きかける
方法6.コーヒー残りかすの消臭剤をつかう
方法7.中敷きを交換する
方法8.ドライヤーで乾かす
方法9.乾燥剤を入れる
方法1.10円玉を入れる
蒸れた靴の中に10円玉を入れると水分に反応した胴イオンが発生し、消臭効果が期待できます。
10円玉は抗菌作用がある胴95%で作られているので、匂いが気になるときに手軽に試せるので便利です。
1枚より複数枚入れた方が効果が高いですが、入れっぱなしにしてしまうとカビが生えてしまうことも。
ひと晩経ったら10円玉は忘れずに取り出してくださいね。
方法2.消臭スプレーを吹きかける

学校や会社から帰宅したら、靴の中に消臭スプレーを吹きかけて、壁に立てかけておきましょう。
細菌を完全に退治することはできませんが、強い匂いが翌朝にはやわらぎます。
ただし、スプレーをはあくまでもひと吹きにして、翌朝にはしっかりと乾いている状態にするのがポイントです。
方法3.新聞紙を入れる

蒸れた状態をいち早く抑えるために、水分を吸収しやすい新聞紙を丸めてみましょう。
靴の中に入れるだけでシューキーパーのような役目を果たします。
新聞紙の黒インクは消臭効果も期待できるので、靴を収納するときにも活用できますよ。
方法4.重曹消臭剤をつかう
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消臭効果がある重曹も、靴の匂いを取り除きたいときに役立ちます。
重曹はアルカリ性なので、靴の匂いの原因である酸性の細菌を中和させることができるというものです。
こちらの方のように、だしパックで消臭剤を手作りするとつかいやすくて便利ですね。
スッキリしたハッカ油をひと滴垂らす所もぜひ真似してみましょう。
また、重曹を溶かした重曹スプレーを作っておくと消臭スプレーとしてつかえるのでこちらも便利です。
方法5.ミョウバンスプレーを吹きかける
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スーパーで100g100円程度で手に入る「焼きミョウバン」はご存知でしょうか。
実は制汗剤としても利用できる消臭効果の成分を持っているので、水に溶かしてスプレー状にすると靴にも利用できます。
食用の天然成分なので、足にもシュッとスプレーをして匂いを軽減することにもつかえるので1度お試しください。
方法6.コーヒー残りかすの消臭剤をつかう

乾燥させたコーヒーの残りかすには、アンモニア臭を軽減させる消臭効果があるので靴にも利用してみましょう。
ただ、しっかり乾燥させないとカビが生えてしまうので、電子レンジでパサパサになるまで乾かし、先ほどのようなだしパックやお茶パックに入れてつかってください。
方法7.中敷きを交換する
手っ取り早い方法が、靴の中敷きを交換してしまうという方法です。
中敷きを取り換えてしまえば大部分の匂いが取れることが多いので、もし古くなっているようなら替えてしまいましょう。
靴の中敷きは100均でも入手できるので、こまめに交換して清潔な状態を保つことをおすすめします。
方法8.ドライヤーで乾かす
運動した後や雨に濡れた日の靴は、いち早く乾燥させて雑菌繁殖を防ぎましょう。
靴乾燥機の代わりにもなるのがドライヤーです。
ドライヤーをつかう前に消臭スプレーをすると、より効果を発揮しますよ。
方法9.乾燥剤を入れる

帰ってきて靴を脱いだらさっと乾燥剤を入れておきます。
お菓子などについてくる乾燥剤でも十分効果がありますよ。
湿気を吸い取ってくれるので捨ててすまわず、ぜひ再利用してください。
げた箱の湿気取りとしても乾燥剤が活用できます。
徹底的に靴から匂いを取り去る洗い方6選

何度洗っても匂いが取れない靴にはイライラしますよね。
1度匂いがこびりついた靴には、より強力に殺菌洗浄する洗い方をしてみましょう。
とは言っても、さほど苦労をせずに洗い落とす方法ばかりなのでご安心ください。
家族みんなが快適に履ける靴を目指しましょう!
洗い方1.重曹につける
靴の消臭剤や消臭スプレーにもつかえる重曹ですが、油脂汚れにつよく消臭効果が高いので漬け置き洗濯にも向いています。
重曹の漬け置きができるのは、スニーカーなどの丸洗いができるタイプの靴なので、革やスエードなどの特殊素材には行わないでください。
靴の漬け置きにはスーパーの袋などを利用すると便利です。
【洗い方】
用意するもの:ぬるま湯(40~45度)バケツ1杯程度、重曹大さじ1、靴ブラシ、たらいやスーパーの袋など
- ぬるま湯に重曹を溶かす
- 靴を入れて30~1時間ほど置く
- ブラシで汚れを落として脱水をして干す
洗い方2.酵素系漂白剤につける
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子どもの白い上履きなどの黒ずみや黄ばみは、40度以上のお湯に酵素系漂白剤に漬け置きするとスッキリと落とせます。
酵素系漂白剤の種類は色々ありますが、オキシクリーンでもOKです。
黒ずみやすい中敷きだけを、酵素系漂白剤に漬け置きすることもおすすめします。
かなり強力に働くので、色物スニーカーは色落ちする可能性があります。
漬け込む前にテストを行って色落ちしないか確認してください。
【洗い方】
用意するもの:ぬるま湯(40~50度程度)、酵素系漂白剤、靴ブラシ、たらいやスーパーの袋など
- 40度以上のお湯に酵素系漂白剤を適量溶かす
- 靴を入れて30~1時間ほど置く
- よくすすいで脱水をして干す
洗い方3.石鹸や洗剤で洗う

靴を水でゴシゴシ洗うよりも、洗浄力が高い粉洗剤をぬるま湯に溶かして靴を漬け置きしましょう。
それだけでも黒ずんだ靴の汚れが落ちやすくなり、落ちない黒ずみには洗濯石鹸やメラミンスポンジが有効です。
【洗い方】
用意するもの:洗濯洗剤(粉)、洗濯石鹸、メラミンスポンジ(あれば)、靴ブラシ、ぬるま湯(40度程度)、たらいやスーパーの袋など
- たらいにぬるま湯を入れ洗濯洗剤を溶かします
- 靴を入れて30~1時間置く
- 靴ブラシで残った汚れを落とす
- 黒ずみは洗濯石鹸やメラミンスポンジでこすり落とす
- よくすすいで脱水をして干す
洗い方4.洗濯機で洗う

靴を洗濯機で洗いたいと思ったことはありませんか?
実は、洗濯ネットに入れることで洗濯機でザブザブ洗って脱水することが可能です。
ただし、デッキシューズや上履きのような丸洗いできる靴であることが条件になります。
特殊素材の靴や、型くずれが気になる大切な靴は避けましょう。
【洗い方】
用意するもの:洗濯洗剤、洗濯ネット
- 靴を洗濯ネットに入れていつものように洗う
- 脱水が終わったら干す
洗い方5.コインランドリーで洗う

ゴシゴシするのが苦手な人には、コインランドリーの「靴専用スニーカーランドリー」がおすすめ。
たった200円で大人の靴が2足、子どもの靴なら4足洗えてしまう強い味方です。(料金はコインランドリーごとに違いがあります)
洗濯槽の中のブラシが回転するので、頑固な汚れも落とせると主婦の間で好評なので、ぜひ1度試してみてください。
洗い方6.クリーニングに出す

出典:Instagram(@kutsu.takatsuki)
汚れが落ちないスニーカーや、洗うことができないムートンブーツや大切な革靴はクリーニングに出すという方法もあります。
最近では宅配クリーニングが広まり、より利便性が向上しているので地方の人でも気軽に利用できるようになりました。
手入れが難しい革靴はプロの手によってみちがえるほど磨かれ、ヒールの調子を修理してくれるサービスもあります。
防水・抗菌コートのオプションを利用すれば、匂いやカビ汚れにも強い靴に仕上がりますよ。
革・スエード靴の匂いへの対策方法4つ

先ほどご紹介した靴の洗い方は、丸洗いできるスニーカーが対象です。
しかし、革靴やスエードやエナメル素材の靴ほど匂いが気になってしまうもの。
ここでは、洗えない靴への匂い対策を4つご紹介していきます。
対策1.重曹を入れる

翌朝へ匂いを残さないためにも、靴に重曹を入れましょう。
不要になった靴下に重曹を入れてギュッと縛ると、簡易的な消臭剤が完成します。
シューキーパーとしても役立つのでぜひお試しください。
対策2.消臭スプレーをつかう

出典:Instagram(@lifein_natoriya)
ストッキングで履いたあとの革靴の匂いは、特に気になりますよね。
脱いだ後の靴の中には雑菌がウヨウヨしているので、早めに除菌をして対策しましょう。
こちらの「靴の消臭スプレー」は除菌効果もあり、匂いも抑えられると評判です。
買える場所:楽天市場
価格:457円(税込)
対策3.シューキーパーをつかう

靴の中の湿気をいち早く取り去ることと、型くずれを防ぐ意味でもシューキーパーは毎日使い続けましょう。
消臭効果が高い木製のシューキーパーは見た目もおしゃれ。
お気に入りの靴を大切に履き続けるためにもぜひおつかいください。
対策4.靴を交換する
毎日同じ靴を履き続けるより、2~3足をローテーションで履いた方がしっかり乾く時間が取れるので匂いの軽減につながります。
靴自体も長持ちするので、毎日交換する習慣をつけましょう。
毎日できる6つの予防とおすすめアイテム

靴が匂うと足の匂いも気になりますよね。
足の匂いを徹底的にクリアにするには、毎日のお手入れをする必要があります。
ここでは、毎日できる6つの予防方法と足が快適になるアイテムをご紹介するので、足の匂いが気になる人は試してみてください。
予防1.爪ブラシで洗う

足の爪の間のアカこそ強烈な匂いの元!
毎日爪ブラシで丁寧に洗って、足も靴も快適にしましょう。
爪ブラシは100円ショップでも手に入るのでぜひ試してみてください。
買える場所:ダイソー
価格:110円(税込)
予防2.消臭ソープをつかう

足の匂いが気になるときは、ボディソープよりも石鹸で洗うことをおすすめします。
こちらの「足の裏洗ってツルツル」は、カカトや足指の角質がしっかり落とせてハーブの香りが心地いいと評判です。
付属の泡立てネットに入れて保管できるところも便利なポイント!
予防3.抗菌剤をつかう

しつこい足の匂いには、足用抗菌剤で防臭してみませんか?
こちらのデオナチュレの「足指さらさらクリーム」は、クリームタイプの防臭制汗剤です。
朝塗れば夜まで足指がサラサラになり、「匂いがかなり軽減できた」と口コミでも好評!
予防4.消臭靴下をはく

靴の中の清潔を保つには、靴下をこまめに履き替えることも大切です。
履き替えることが難しいときは、PAXセレクトの「デオセル消臭靴下」がおすすめ!
夫と息子で試した主婦が「臭くない!」と太鼓判を押すほど、効果は上々のようですよ。
予防5.粉でバクテリアを防ぐ

「靴の匂いに効く粉がある」という口コミがありますが、その正体がこちら!
「グランズレメディ」というニュージーランド生まれの靴用消臭・除菌パウダーです。
直接パウダーを靴に振りかけて、靴自体の抗菌作用を高めてくれるという画期的なアイテム。
どんな靴でもつかえて、しっかりとバクテリアを抑えることで欧米でも大ヒットをしている商品です。
予防6.UV除菌をする

テレビで「10分で菌が死滅する」と話題になった「PEDIC SPORT」をつかうことで、靴の中のバクテリアを徹底除菌ができます。
靴以外にも、ヘルメットや革のバッグなどの洗えない製品もわずか10分で除菌可能。
持ち運びやすいコンパクトさと、USB充電ができる点からも旅行や出張にもおすすめします!
まとめ
がんこな靴の匂いはつい諦めそうになりますが、徹底洗浄・除菌・乾燥を心がけるだけで見違えるほど快適になります!
気になる足の匂いは、殺菌効果のあるアイテムがとても強い味方になるので、悩んでいる人こそお試しください。
家族みんなの靴がさわやかになれば、玄関も快適な空間に変わりますよ!