お部屋のインテリアとして重要なカーテン。
「実は1度もカーテンを洗ったことがない・・・」
「カーテンにカビが生えちゃった!どうすればいい?」
気にはなっているけど、カーテンを洗うのって大変だと思っている人も多いですよね。
実は、カーテンは自宅の洗濯機で簡単に洗えるんです!
この記事では、カーテンの正しい洗濯方法を詳しくご紹介します。
カーテンを買ってから1度も洗濯したことがない・・・という人は、この機会にチャレンジしてみましょう。
気になるカーテンのカビ汚れもスッキリと落とせて、カーテンも明るくよみがえります!
カーテンを洗濯するときの3つのコツ!
「カーテンはそのまま洗濯機に入れていい?」
「カーテンの型崩れが気になる・・・」
カーテンを洗うときにそのまま洗濯機に入れるのはNGです。
型崩れを防ぐためにも、カーテンを洗濯するときの3つのコツを覚えましょう!
難しい作業はありませんので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
コツ1.カーテンは春〜夏に洗うのがベスト!
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カーテンを洗濯するベストシーズンは春~夏がおすすめ!
乾かす面積が大きいので、できるだけ早く乾く気温の高い時期を選びましょう。
u_home_noteさんのように、「梅雨入り前に洗ってしまう」というのも賢い方法ですね。
カーテンを洗濯している最中には、カーテンレールのほこりもしっかり取り除きましょう。
梅雨入り前の6月に洗濯をしたら、次は12月に・・・こんな風に、衣替えをするタイミングに合わせてカーテンも洗濯する、と覚えておけば習慣化しやすいです。
コツ2.カーテンの洗濯表示を確認する
カーテンを洗濯する前に、しっかりと洗濯表示を確認しましょう。
- 「洗濯機マーク」・・・自宅の洗濯機で洗えます。
- 「手洗いマーク」・・・たらいで手洗いOK。脱水は洗濯機で行います。
- 「洗濯不可」・・・自宅では洗えません。クリーニングへお願いしましょう。
素材(綿・麻・レーヨン等)によっても、洗濯をして風合いの損ないや縮む可能性があれば、自宅での洗濯は避けたほうがいいです。
洗濯不可でなけでば、ロールカーテンやシェードカーテンも自宅で洗濯が可能です。
注意したいのが、遮光カーテンです。
こちらは裏地がはがれてしまう恐れがあるので、よく確認をしてから洗濯を行ってください。
不安な場合はクリーニングへお願いした方がいいですよ。
また、高級なカーテンについてもクリーニングへ出すことをおすすめします。
コツ3.カーテンはジャバラ折りにして洗う
カーテンを洗濯機で洗うときに気になるのが入れ方ですよね。
フックから外したカーテンは、折り目に沿ってジャバラ折りにします。
そのまま洗濯ネットに入るサイズに折りたたんで、洗濯機に入れましょう。
このとき汚れやすい面を表に向けておくとより効果的です。
カーテンの正しい洗濯方法
カーテンをきれいに洗濯するためには、あらかじめ汚れを落としたり、型崩れしないための準備が大切です。
とくに気になるカビやシミ汚れを落とす方法をチェックしましょう。
では、カーテンの正しい洗濯方法を手順に沿ってご紹介していきます。
【カーテンの洗濯方法】
Step1.カビやホコリをとる
カーテンをレールから取り外して、カビやホコリをとる作業からはじめます。
長い間洗濯をしていないカーテンは、上の方にホコリが溜まっていることが多いです。
たくさんついている時は、軽く掃除機で吸ってしまいましょう。
カビがついている場合
小さなカビ程度であれば、そのまま洗濯をして落ちる可能性があります。
ただ、大きく広がったりガンコそうなカビがついてしまっていたら、あらかじめ落としておくようにしましょう。
カーテンのカビ汚れは次の手順で落としておきます。
- 表面のカビをブラシではらう(古歯ブラシが可)
- カーテンの裏にタオルを置いて、表から洗濯洗剤をつけたブラシでたたく
- さらに湿ったタオルでカビをたたく
カビ汚れはこすらずに落とすのが鉄則です。
ぜひ守ってくださいね!
シミや汚れがついている場合
子どもがお菓子を食べながら、カーテンに触ってしまう・・・なんていうこと、よくありますよね。
その場合は油系の汚れなので、食器洗い洗剤で先ほどと同じ手順で落とすことができます。
全体的にくすんだような汚れがついている場合は、漬け置き洗いをするとカーテンが明るい印象になりますよ。
白いレースのカーテン全体にシミがついている場合は、塩素系漂白剤に漬け置き洗いをするのが効果的です。
折りたたんでネットに入れた状態で洗濯機で漬け置き洗いをしてみましょう。
白いカーテンではない色物カーテンには、漂白剤を使ってしまうと色落ちの恐れがあります。
どうしても落ちない汚れについては、クリーニング店へ相談することをおすすめします。
Step2.フックを外す
レールからカーテンを外したら、ひとつひとつフックを外していきましょう。
少し面倒ですが、洗濯をしている最中に絡まって生地を傷つけるのを防ぐことができます。
mameyome68さんはフックも洗濯ネットに入れて一緒に洗っていますが、フックの汚れもスッキリさせたい人にはおすすめです。
フックは引っかからないように、必ず厚手の洗濯ネットに入れてくださいね。
フックが外せない場合
カーテンによってはフックが外せない場合があります。
縫い付けてある場合は、無理やり引っ張らないようにしましょう。
もしフックが外せない時には、さんのように、フックがついた側をまとめてゴムでまとめておきましょう。
これなら洗濯中に引っかかりにくくなるので安全です。
「忙しくてフックを取り外す手間を省きたい」という人も、この方法を使ってみてください。
Step3.カーテンをたたむ
取り外したカーテンはジャバラ折りにしてたたみましょう。
カーテンの折り目にそってまとめるようにして、汚れている方を表に出した状態で洗濯ネットに入れます。
このひと手間をするかしないかで、シワや型崩れを防ぐことができるので、面倒でも行ってください。
Step4.洗濯機で洗う
しっかり折って洗濯ネットに入れたら、いよいよ洗濯機で洗います。
いつもの洗濯洗剤で通常コースで洗うこともできますが、縮んでしまいそうな素材ならおしゃれ着洗いコースで行いましょう。
できるだけ脱水は短めに設定し、レースのカーテン1枚を洗うだけなら30秒程度の脱水で十分です。
Step5.カーテンレールで吊り干しする
脱水が終わったら、カーテンを元の位置に戻します。
そのままカーテンを広げて吊り干しするだけなのでとっても簡単ですね。
この時、できるだけシワの部分を叩いてから干すようにすると仕上りがきれいになります。
風通しの良い、晴れている日を選んで洗濯をするのもポイントです!
コインランドリーなら効率よくきれいになる!
カーテンを自宅の洗濯機で洗うには、サイズによっては1枚ずつしか入りきらないので面倒ですよね。
さらに、1度の洗濯では汚れが落とし切れないこともよくあります。
それなら、大容量の洗濯が1度にできるコインランドリーがおすすめ!
コインランドリーでカーテンを洗濯する際の注意点がこちらです。
- 素材を確認する
- 洗濯ネットに入れる
- 乾燥機は使わない
縮みやすい素材のカーテンは、仕上がりがゴワゴワになったりサイズが小さくなってしまう恐れがあります。
また、どのカーテンについても乾燥機で乾かしてしまうとシワ残りや型崩れを起こしてしまうので避けてください。
コインランドリーで洗う場合は、洗いコースだけを利用するようにしましょう。
忙しい人は宅配クリーニングが便利!
お気に入りのカーテンほど、プロのクリーニングへお願いすることをおすすめします!
何度も洗濯をする手間が省けて、仕上がりも大満足になるはずです。
落とせないシミもきれいになるので、ぜひクリーニング業者も検討してみましょう。
おすすめの宅配クリーニング業者
ここからは、カーテンも請け負ってくれるおすすめの宅配クリーニング業者を3社ご紹介していきます。
カーテンをプロにお願いする上で、気になる料金やかかる日数などを詳しくまとめました。
カーテンは特殊なものに分類されるので、一般のクリーニング店では引き受けてくれないことがあります。
それならば、カーテン専門のクリーニング業者の方にお願いしてみましょう。
3社とも宅配クリーニングを行っているので、忙しい人にとっても助かるはずです。
おすすめ1.クリコム
まずおすすめするのが「クリコム」です。
全国24時間対応するカーテン専門のクリーニング業者という、大変珍しい専門店。
縮みやすいポリエステルのカーテンやシルクのカーテンも請け負ってくれるので、洗濯機で洗いたくないカーテンはこちらのお願いしてみましょう。
レースのカーテンは1枚1000円からという体価格なのも魅力です。
コンビニ発送・受取りも可能なので、自宅以外で利用したい人にはおすすめです。
特徴:専用溶剤での洗浄、低温乾燥
料金:180㎝まで1000円、330㎝まで3000円、510㎝まで7000円
配送料:1500円
宅配キットの有無:なし
コンビニ発送:あり
納期の目安:7~10日
おすすめ2.白洋舎
全国にある「白洋舎」でもカーテンのクリーニングを行っています。
こちらの魅力は低価格料金から利用できるところ、長さを調整してくれるアジャスタードレープ仕上げも用意されているというところですね。
宅配キットに詰めて送るだけなので梱包作業も楽に行えます。
裏地なし・ありで料金が細かく変わりますが、どれも低価格設定なのも嬉しいポイントです。
特徴:アジャスタードレープ仕上げ
料金:ドレープカーテン(裏地なし)450円~、ドレープカーテン(裏地あり)600円~、レース・ケースメント450円~、ローマンシェード600円~
アジャスタードレープ仕上げ・・・料金の50%増
配送料:1600円
宅配キットの有無:あり
コンビニ発送:あり
納期の目安:それぞれ異なる
おすすめ3.クレアン
ウェディングドレスや高級羽毛布団などを扱う「クレアン」も、カーテンのクリーニングを行っています。
お気に入りのカーテンを「ていねいにクリーニングしてほしい」と希望する人におすすめ。
洗う前には必ず寸法を確認し、伸び縮みをチェックします。
その後は手作業によるプレス作業を行い、カーテン専用梱包材に入れて納品されるのでとっても安心。
保管サービス(最大8か月)も利用できます。
特徴:事前に寸法を確認、自然乾燥、手作業によるプレス作業、保管サービス(8か月)
料金:レース900円、特殊カーテン1350円~、裏地・遮光カーテン2025円~(いずれも1㎡あたり)
カビ取り2500円~、しみ抜き2500円~
配送料:1600円~
宅配キットの有無:あり
コンビニ発送:なし
納期の目安:約2週間~
よくあるQ&A
最後に、カーテンの洗濯に関するよくある質問をあつめました。
当てはまるものがあればぜひ参考にしてください。
Q1.水洗いできないカーテンはどうしたらいい?
「水洗い不可」のマークがあるカーテンは特殊素材のため、自宅で洗濯はできません。
ドライ洗いコースなら大丈夫?と思う人もいますが、水洗い不可のマークはいずれも適用しません。
この場合は必ずクリーニング業者へお願いをしましょう。
Q2.洗剤はどれを使ったらいい?
一般的な綿やポリエステルのカーテンはいつもの洗濯洗剤で洗うことができます。
ただ、洗い縮みが気になる素材のカーテンは、おしゃれ着用洗剤でドライコースで洗うようにしましょう。
Q3.洗濯したカーテンの汚れを防ぐにはどうしたらいい?
まずカーテンに付きやすいのはホコリです。
日ごろからカーテンレールのホコリを取り除くようにしましょう。
さらに、消臭スプレーを定期的にするだけでもニオイ移りが防げます。
消臭スプレーで色落ちがしない素材であるかを確認した上で、ぜひ使ってみてください。
Q4.カーテンを洗濯する頻度はどのくらい?
カーテンを洗濯するおすすめの頻度は年2回です。
衣替えをする6月と10月頃に合わせて行うようにすると、習慣化できるのでおすすめです。
汚れやすい部屋であれば、季節ごとに1回ずつ年4回行っていきましょう。
もちろんですが、汚れが付着したらその都度部分的に落としていきます。
汚れっぱなしにしないことが、きれいなカーテンを保つポイントです。
まとめ
カーテンの正しい洗濯について改めて考えてみると、外して洗濯機で洗って元に戻すだけなので意外と簡単に思えたのではないでしょうか。
「買ったときから1度も洗濯していない」という人は、晴れている日にぜひ洗濯してみましょう。
薄汚れたままのカーテンでは、お部屋全体が暗い印象になってしまいます。
白いレースのカーテンを真っ白に復活させることで、気持ちも爽やかになりますよ!