毎日使う洗濯機ですが、汚れはあまり見えないですよね。
「洗濯機をどう掃除していいか分からない・・・」
「今さらどうなっているのか、直視するのが怖い・・・」
洗濯機に対して掃除の仕方が分からず困っている人は多いのではないでしょうか?
ここでは洗濯機の掃除すべきところややり方を説明していきます。
さらには注意点と便利グッズのご紹介もしていきますよ!
放っておくと実は怖い洗濯機。
こちらの記事を参考に、目をそらさず掃除してみましょう。
目次
洗濯機で掃除をすべきところは3つある
洗剤を入れて回しているため、掃除は不要だと思っていた!という方も少なくないですよね。
しかし洗濯機も定期的に掃除をしてあげないと、衛生的に良くありません。
実は、洗濯機で掃除するべきところは3つ!
まずは掃除するべき3つの箇所に分けて、掃除のやり方と掃除をしないとどうなるのかお話してきますね。
【Tips】洗濯機の掃除すべきところ
(1)洗濯槽
まず洗濯槽の掃除方法と、掃除をしないとどうなるのかです。
洗濯槽の表面を見るとキレイで本当に掃除は必要?と思いますよね。
しかしキレイなのは内側だけ!
洗濯槽の外側には衣服についていた汚れやホコリ・水垢・洗剤の残りカスなどが付着しているのです。
これを放置しておくとカビや雑菌が繁殖しやすい状態になります。
洗濯ものに黒いホコリのようなものが付いていた!という方、それはカビです!
今すぐ掃除することをおススメします。
また肌荒れの原因になったりもします。
洗濯槽は漂白剤や専用クリーナーを使って、汚れを浮かせ掃除をしましょう。
(2)洗剤ケース&ごみ取りネット&フィルター
続いて洗剤ケース・ごみ取りネット・フィルターです。
こちらは取り外しが可能な洗濯機が多いですね。
取り外せるものは取り外し、ぬるま湯に漬けます。
歯ブラシで優しくこすってあげるだけで簡単に汚れが落ちますよ。
ごみ取りネットにゴミがパンパンに入っていたり、フィルターに汚れが残っているとどうなるのでしょうか?
洗濯物に汚れが付いたり、悪臭の原因になります。
身に付ける衣類を洗うものだからこそ、清潔な状態を保ちたいですね。
(3)フタの裏&パッキンの裏&洗濯槽のフチ
そして忘れず掃除をするべきなのはフタの裏・パッキンの裏・洗濯槽のフチです。
陰になる箇所は見落とされがちなのですが、こちらも汚れがたまる場所!
ホコリや洗剤カスが残っている場合があるんです。
これらの掃除方法も特別難しいものではありません。
洗剤カスもあるので、濡らして絞ったタオルで拭き、さらに乾拭きをするとかんぺきです。
洗濯機を掃除する正しい順序は?
洗濯機も定期的に掃除をしないと、洗ったつもりがカビや汚れをつけてしまうことがあるのですね。
掃除をするべきなのは分かりましたが、正しい手順はあるのでしょうか?
どうせ掃除をするなら正しい手順で進めたいですよね!
おススメなのは細かい部分から掃除をすること。
まずフタの裏や洗濯槽のフチなど外側から手入れをしていきます。
次にごみ取りネットやフィルターのような外せるパーツも掃除しておきましょう。
それらを取り付け最後に洗濯槽の掃除をします。
そうすることでフィルター等が二度掃除されることになりますね。
【洗濯機掃除の正しい順序】
-
フタの裏&パッキンの裏&洗濯槽のフチ
-
洗剤ケース&ごみ取りネット&フィルター
- 洗濯槽
洗濯機をきれいに掃除する方法
では洗濯機をきれいに掃除する方法をもっと細かく見ていきましょう。
お掃除上手なインスタグラマーさんの写真も参考にしてみてくださいね!
【必ず用意したいもの】
・歯ブラシ
・タオル
・漂白剤
・刷毛
【あったら便利なもの】
・バケツか桶
ほとんどが家にあるものでお掃除が可能!
漂白剤は衣料用漂白剤を使用すると、残ってしまっても洗濯に利用できるのでおススメです。
ステップ1.細かいパーツをはずして洗う
ステップ1は細かいパーツを外して洗います。
温度設定が出来る給湯器なら60℃ほどに設定し、漂白剤を入れたバケツにお湯を溜めます。
ぬるま湯よりも熱めのお湯を張ることで汚れが落ちやすくなるからです。
洗剤ケース・ごみ取りネット・フィルターのパーツを外し、バケツに入れてつけ置きします。
mahiro_____nさんは、オキシクリーンを使用しています。
残ったら衣料の漂白に使えるところもクリアですね!
付け置き後とれなかった汚れは、歯ブラシでこすってあげるとなお良しです。
- 漂白剤とお湯をバケツに入れる
- 洗剤ケース・ごみ取りネット・フィルターのパーツを外し、バケツに入れる
- 1時間ほど放置
- 水できれいに洗い流す
- 汚れが落ちていないときは、歯ブラシでこする
乾燥フィルターの掃除方法
乾燥機付きの洗濯機は、乾燥フィルターの掃除もしなければいけません。
洗濯した後に乾燥機にかけるから、汚れは付いていないと思われがちですがそんなことはないですよ。
洗濯機が汚れていたらホコリなどがついてしまいます。
s__house_smさんがしているフィルター掃除の方法はこちら!
まず、乾燥機フィルターも取り外せるようなら外して水洗いします。
綿棒で大きめのホコリはとっておくと水洗いも楽ですね。
歯ブラシやブラシも使いフィルターと本体も掃除をします。
最後にアルコールで拭けば完璧!
キッチンペーパーは厚みがあって拭きやすく、そのままポンと捨てられるので楽チンです。
ステップ2.洗濯槽のフチなどを拭き取る
ステップ2は洗濯槽のフチなどを拭き取る工程です。
取り外せるパーツを外し、付け置きをしている間に拭き掃除をしていきましょう。
先ほどお話したフタの裏・パッキンの裏・洗濯槽のフチを重点的に拭き掃除をします。
水拭き・乾拭き・アルコールの順で拭いていきましょう。
ステップ3.洗濯槽を掃除する
ステップ3はいよいよ洗濯槽を掃除します。
nyagi_3さんは洗濯槽を掃除する専用のクリーナーを使用していますね。
というのもBEAT WASHという洗濯機はオキシクリーンのような泡が出るタイプの漂白剤は故障の原因になるそうでNG!
このように洗濯機によって使っていけないものもあるため注意が必要です。
洗濯槽専用クリーナーなら裏の表記に沿って量を入れるだけなので、洗濯機掃除初心者さんには向いていると言えますね。
ステップ4.排水ホース・排水口を掃除する
排水ホースや排水口もメンテナンスをしていかないと、ごみネットに引っかからなかった物が詰まったり悪臭の原因になります。
排水ホースや排水口はどう掃除をすればよいのでしょうか?
順にみていきましょう。
排水ホースの掃除の仕方
まず排水ホースで掃除をしたい箇所は、外側と内側の2つです。
デコボコしたホースの外側のホコリ落としには、刷毛を使います。
パストリーゼという除菌剤を吹きかけてからブラッシング。
そして、ホースの中にはお湯で溶かした漂白剤を流し入れホースの口を上にして放置です。
しばらく放置しておくとヘドロのような物が…!放っておくと根詰まりを起こしかねません。
やはり洗濯機掃除の際は一緒にお手入れしてあげたいですね。
排水口の掃除の仕方
最後に排水口の掃除です。
ks._.myhomeさんは、取り外し可能なパーツは漂白剤で付け置きし、排水口にはお湯で薄めたオキシクリーンを流し入れます。
流れていていってしまいますが「隅々まで掃除したぞー!」という達成感がありますよね。
ピカピカになってまたやろう!というモチベーションにも繋がります。
洗濯機を掃除するときの2つの注意点
「洗濯機掃除をマスターしたい!」
「何か気を付けるところはあるのかな?」
と興味が沸いてきましたか?
続いては洗濯機掃除の際に気を付けたい2つの注意点をお話していきます。
この2つを守れば洗濯機掃除の初心者でも大丈夫!しっかり頭に入れて始めましょう。
注意点2.なるべくお湯を使う
注意点1.酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は一緒に使わない
洗濯機の掃除をする時、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は一緒に使ってはいけません。
漂白剤のラベルを見ると「酵素系」「塩素系」の2つのタイプに分かれていることが分かりますね。
酵素系漂白剤は強い発泡力で汚れをはがし、汚れがたくさん落ちた!と一目瞭然なのがメリット。
一方で、塩素系漂白剤は強い殺菌作用がメリットです。
どちらを使っても良いのですが、混ぜてしまうと猛毒の塩素ガスが発生する恐れがあり大変危険です!
必ず一緒に使わないように、気を付けてくださいね。
注意点2.なるべくお湯を使う
なるべくお湯を使うのも大切です。
パーツの付け置きや、洗濯槽を掃除する時もお湯を使うと汚れがよく落ちます。
60℃くらいが理想ですが、小さい子供がいて不安…という方もいますよね。
最低40℃ほどの熱さがあれば効果的ですので、掃除にはお湯を使うようにしましょう。
洗濯機掃除で使える!おすすめ便利グッズランキング
「出来るだけ楽に掃除をしたい!」
「初心者向けのグッズを知りたい!」
そんな方にご紹介したいおすすめ便利グッズがあります。
それでは、ランキング第5位から見ていきましょう。
【第5位】パッチンお風呂ネット|セリア
第5位は、セリアの「パッチンお風呂ネット」です。
洗濯槽を洗浄した後フワフワと浮いてくるワカメのような汚れを一気に集め取ることができる便利グッズ!
普通のネット状のものが主流ですが、こちらは裏にゴムがついておりパチンとはじくととったゴミをきれいに取り除くことができるのです。
買える場所:セリア
価格:108円(税込)
【第4位】洗濯マグちゃん|宮本製作所
第4位にランクインの洗濯マグちゃん。
洗濯マグちゃん、洗濯物も洗濯機も同時に綺麗にしてしまう優れモノなんです!
正体はマグネシウムなのですが、水に触れるとアルカリイオン水になります。
すると一気に洗浄力がアップ!
洗剤も要らないし、毎日の洗濯で洗濯槽や排水ホースのカビや汚れが徐々に落ちるというのです。
【第3位】ウタマロクリーナー|ウタマロ石鹸
第3位は、お掃除の必需品ともいえるウタマロクリーナー!
良く落ちると評判なウタマロ商品には、クリーナーも発売されています。
頑固な油汚れや水アカなどもすっきり落とせる中性のマルチクリーナー。
洗濯槽の掃除に使うbabystep.uedayoukoさんは、ナイスアイディアですね!
スプレータイプなので、洗濯槽にシュシュッとかけてお湯を溜めると汚れが浮いてきます。
とてもお手軽で便利ですね!
【第2位】くず取りネット|ダイソー
第2位は、ダイソーの「くず取りネット」がランクイン!
洗濯槽の掃除をすると浮いてくる汚れ。
いちいちすくうのも省略したい!忙しい主婦は手抜き…いやいや!賢く時間を使いたいですよね。
こちらのくず取りネットを洗濯槽にくっつけておけば、グルグル回りながら勝手に汚れがネットイン!
とれた汚れもくるっとネットを裏返すだけで捨てられるので、とっても便利です。
買える場所:ダイソー
価格:108円(税込)
【第1位】ごっそり取れる!洗濯槽クリーナー|シャボン玉石鹸
そして第1位は、シャボン玉石鹸から発売されている「ごっそり取れる!洗濯槽クリーナー」です。
「ごっそり取れる!洗濯槽クリーナー」は、界面活性剤・アルカリ剤(重曹)・過炭酸ナトリウムという3つの成分が配合されています。
そのためすでに付着した汚れを取るだけでなく、除菌と消臭も一気にできてしまう優れモノなんです!
カビ除菌率はなんと驚異の99.9%。
お値段も500円以下と良心的なので、月に1回の洗濯槽掃除も楽にできますよ。
【掃除が面倒くさい人へ】洗濯機の掃除を業者に頼もう!
「簡単そうだけど…それでもやっぱり面倒くさい!」
「出来れば汚れを触りたくないな…」
そんな人は業者に頼むのもアリですよ。
普段のお掃除でも手が届きにくいところまできれいに掃除をしてくれるので、頼んでみる価値はあります。
洗濯機の掃除を頼めるおすすめの業者3選
洗濯機の掃除を頼める業者もご紹介しておきますね。
どの業者も大手であり、掃除のプロです!
数年放置した洗濯機は恐ろしくて無理…という方もいるはず。
まずプロに依頼して、あとは定期的に自分で掃除するのも1つの手だと思います。
おすすめ業者1.おそうじ本舗
おすすめ業者2.ダスキン
おすすめ業者3.エディオン
おすすめ業者1.おそうじ本舗
おすすめ業者1つ目は、おそうじ本舗です。
おそうじ本舗の洗濯機クリーニングは、「洗濯機除菌洗浄」と「完全分解洗浄」の2種類があります。
「洗濯機除菌洗浄」は、分解ができないタイプの洗濯機を使っている人や一度洗濯機クリーニングを体験してみたいという人におすすめです。
一方「完全分解洗浄」では、洗濯槽を分解して取り出しまるごと洗浄してくれます。
せっかくだからすみずみまできれいにしてほしいという人におすすめです。
【洗濯機除菌洗浄】
- 料金:11,000円(税抜)
- 掃除内容:洗濯機本体の内側、外側、脱水槽
- 時間:約2時間
※ドラム式は対象外
【洗濯機完全分解洗浄】
- 料金:14,000〜17,000円(税抜)
日立製ビートウォッシュ・白い約束シリーズは追加費用5,000円
- 掃除内容:洗濯機本体の内側、外側、脱水槽、洗濯パン
- 時間:約2時間
※ドラム式は対象外
おすすめ業者2.ダスキン
続いておすすめ業者は、クリーニングの定番業者ダスキンです。
ダスキンの洗濯機クリーニングは、洗濯槽を分解しないで専用の電動ドリルブラシで、洗濯槽の外側の汚れをこそげとってくれます。
ドラム式にも対応しているので、ドラム式洗濯機の人におすすめです。
また、利用者からの評価が高いのも信頼できますね。
【全自動洗濯機除菌クリーニング】
- 料金:縦型 14,040円(税込)、ドラム式 19,440円(税込)
乾燥機機能付全自動洗濯機は、+3,240円(税込)
- 掃除内容:縦型 洗濯槽外側、洗濯槽内側
ドラム式 乾燥風路、内部、ドラム・水槽隙間、除菌
- 時間:約1時間
おすすめ業者3.エディオン
おすすめ業者の3つ目は、家電販売店でもあるエディオンのクリーニングサービスです。
エディオンの洗濯機のクリーニングサービスは、「スタンダード」と「プレミアムの」2つのコースがあります。
スタンダードコースは、自宅で洗濯槽をメインとしたクリーニングです。
プレミアムコースは、洗濯機を預かり洗濯槽を取り出して徹底的に掃除してくれます。
洗濯機を買ってから何年も掃除をしていないという人は、思い切って「プレミアムコース」で洗濯機をピカピカにしてもらうのもアリですね。
【スタンダードコース】
- 料金:8,400円(税抜)〜
- 掃除内容:洗濯槽カバー、洗濯槽、糸くずフィルター、内槽、外槽
【プレミアムコース(洗濯機預かり)】
- 料金:縦型 16,000円(税抜)〜 、ドラム式 32,000円(税抜)
- 掃除内容:洗濯桶、循環ダクト・パルセーター、洗濯槽、外装
よくあるQ&A
さて最後に洗濯機を掃除するときに、よくある疑問をまとめてみました。
こちらも頭に入れておくと、いざという時に役立ちますよ。
Q1.洗濯機の掃除の頻度は?
Q1.洗濯機の掃除の頻度は?
まず洗濯機の掃除の頻度はどのくらいのペースで行ったほうが良いのか気になりますよね。
半年に1回くらいで良いのかな?…いえいえ!実は1ヶ月に1回と小まめに掃除をした方が良いのです。
このくらい早いペースで掃除をすると、カビが繁殖するのを抑えることができます。
一度繁殖してしまったカビは除去することができないため、2~3年に1度は業者に頼んで洗濯機クリーニングを行うとなお良しです。
Q2.洗濯機は分解して掃除しない方がいい?
次に洗濯機は分解して掃除しない方がいい?という疑問についてです。
「やろう!」と決めたらとことん掃除がしたくなる人っていますよね?
長年溜まった洗濯機の汚れは、やってもやっても汚れが出てきて「分解して中まできれいにしよう!」と思い立つことがあるかもしれません。
しかし素人が分解して掃除をしようとすると、壊してしまったり元に戻せなくなることも充分に考えられます。
無理に分解はせず、洗濯機の機種や構造に詳しいプロに任せ、決して無理はしないようにしましょう。
Q3.カビを防ぐにはどうしたらいい?
そもそもカビを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
カビが繁殖しやすい環境は、湿度が高くエサがある状態です。
まず洗濯機を使っていない時はフタを開けっぱなしにすること。
また、洗濯機を回すギリギリまで洗濯物を入れないことも大切です。
洗濯かごなどを使い、湿気を溜めないようにしましょう。
エサとなるホコリや洗剤の固まり等もこまめに掃除をした方が良いのはカビを防ぐ意味もあるのです。
まとめ
洗濯機の掃除方法からおすすめグッズまでお話してきました。
やれないほど難しい行程はなかったですね!
おすすめグッズも取り入れ、ぜひ挑戦してみてください。
きれいになった洗濯機で洗った服を着れば気分も晴れ晴れ頑張れそうですね!