子供の習い事はいつから?やめるときは?みんなのお悩み体験談10選

習い事 子供 育児

「子どもの習い事はいつから始めた方がいいの?」

「仕事してるから習い事させるのが大変・・・」

子どもの習い事事情にお悩みをかかえている人も少なくないですよね。

ここでは、同じように子どもの習い事に悩むお母さん・お父さんの体験談をピックアップしました。

また、始める時期や辞め方など習い事に関する気になることも解決していきましょう!

子どもの習い事はいつからはじめるべき?

習い事 子供 いつから

「習い事は早くはじめるべき?それとも遅い方がいい?」

子どもが生まれてわずか数ヶ月で目に入る「幼児教育」の文字。

でも赤ちゃんや3歳前の子どもに本当に習い事は必要なの?と感じてしまう人もいるでしょう。

子どもの習い事はいつからはじめるべき?と悩んでしまいますよね。

ここでは、習い事を幼少期・小学生からはじめたときのメリット・デメリットをまとめたので、習い事をはじめる時期の参考にしてください。

乳幼児期からはじめるメリット・デメリット

まずは0~3歳や幼児から習い事をはじめるメリット・デメリットをご紹介していきます。

最近ではベビースイミングや親子リトミックといった、赤ちゃんからはじめられる習い事がとても増えていますが実態はどうなのでしょうか?

ここでは実際に、ベビークラスや幼児教室に通った経験がある人の意見を元にまとめました。

メリット

「早すぎる」と思いがちな幼児の子どもでも、教室に行くことで経験を積むことができます。

とくに幼児期は”脳の黄金期”と呼ばれるほど吸収が大きいので、たとえ1~2歳の子どもでも成長することは少なからずあるんです。

親としても「同じ悩みを分かち合える」「同年代のお友だちができた」といった面での喜びもあり、コミュニケーションの場としても親子で刺激を受けることができます。

デメリット

幼児期の子どもはお昼寝のタイミングや体調を合わせることが難しいので、順調に通うことはかなり大変なものです。

イヤイヤ期に入った2歳児は、ほかのお友だちとトラブルに遭うことも多いので、親としてモヤモヤすることも多いですね。

休みがちになってしまえば、その分の月謝が勿体ない・・・という結果にもなりかねません。

小学生からはじめるメリット・デメリット

習い事をはじめるタイミングとして最も多いのが「小学校にはいってから」という意見です。

幼児期はとくに何もしなかった人も、周りのお友だちに影響されてはじめることも多くなります。

それでは、小学生からはじめることメリット・デメリットについても見ていきましょう。

メリット

習い事をはじめるタイミングを小学生まで伸ばすことで、幼児期は親子でたっぷりと遊べる時間が持てます。

また、習い事に行かなかっただけの費用が浮くという金銭的なメリットも。

習い事に左右されずに、わが子が何に興味があるのか?を見抜くこともできるでしょう。

デメリット

幼児期からはじめた子どもよりも、遅れをとってしまうという面がどうしてもあります。

とくに練習量が必要なスポーツ系や音楽系の習い事は、みんなのレベルに追いつくことに必死にならざるを得ないという面があることも否めません。

低学年のうちは馴染みやすいものですが、高学年になると技能面で差が出てしまいやすくなります。

子どもの習い事へのお悩み体験談10選

習い事 子供 体験談

「これって私だけ?」と感じてしまう子どもの習い事への悩みを持つ人は、ひとりで悩まず、みんなの意見を聞いてみましょう。

ここでは、子どもの習い事に関するお悩みの体験談を紹介していきます。

「子どもの習い事がつらい」「お金がかかって大変」など、ひとつでも共感できるものがあるのではないでしょうか?

今抱えている悩みの解決の糸口がないか、ぜひ探ってみてください。

悩み1.月謝が高い

子どもが習い事をはじめた代わりに「タバコを辞めるべきか」と追い詰められているお父さんの意見です。

習い事の月謝は安いものでも4千円から。

週3回ほど通ったり、習い事の掛け持ちを増やせばふやすほど万単位で出費になりますね。

月謝が家計にダメージを与えてしまうと「本当に必要なの?」と問いたくもなるでしょう。

それでも子どもから「やりたい」とお願いされたり、楽しそうにしていれば、つい無理してしまうものです。

悩み2.体調を崩して休みがちになる

体調を崩すと習い事も休まなくてはいけませんよね。

せっかく月謝を払っているのに休むとそのお金を無駄にしてしまいます。

とくに屋外のスポーツ系やスイミングは、体調を崩しやすい子どもは合わせることが厳しいことも。

「子が嫌がるようになったらやめるつもり」と言っているように、楽しめなくなったら無理をしない方がいいですね。

悩み3.送迎が疲れる

「子どもの送迎が死ぬほどめんどくさい」という率直な意見にも共感できる人は多いのでは?

家事や仕事のほかに重くのしかかるのが、習い事の送迎です。

習い事に通う日数が多いほど大変になり、子どものが多いとその分忙しくなってしまいますね。

ほかに頼れる人がいない場合は、できるだけ親のできる範囲内で習い事をさせるべきかもしれません。

悩み4.仕事と習い事でとにかく疲れた

子どものために始めたつもりが、いつの間にか「疲れた」「しんどい」と感じてしまう保護者はとても多いです。

最初は子どもが楽しそうな姿を見て嬉しかったはずが、仕事や人づきあいや夫婦間のズレでストレスを感じてしまうのはなぜでしょうか。

疲れ切った親の姿を見れば、子どもから心配されてしまいます。

悩み5.練習しないから困る

はじめたからには全力で取り組んでほしいのが親の意見。

しかし実態は、「習い事の練習しない」「やる気が感じられない」という残念な姿ばかりだと、見ていて本当につらいですよね。

まさに「親の心子知らず」といった結果になってしまうこともよくあります。

悩み6.子どもが泣く

「難しいから泣く」という子どもも多いですよね。

練習してもできなくて、先生やコーチにも注意されてしまい、ますますやる気を失くしてしまったときほど「続けるべき?」と悩んでしまいますよね。

とくに幼少期の子どもにやる気を起こさせるのは難しく、またやる気を出すまで時間がかかる子やそのまま辞めてしまう子も多いっです。

その子のタイプによっても違いが出てしまうのは仕方がないでしょう。

悩み7.親のエゴでは?

「本当に子どもの習い事は必要なの?」「親のエゴでは?」と感じている人も少なからずいます。

こういった意見があるのは、親の意思で子どもに習い事をさせてしまっている姿が目に付くからではないでしょうか。

「子どもに習わせておいて本当によかった」という意見も実は少なく、子どもが習得できた分、親の苦労が差し引かれてしまうからかもしれません。

悩み8.ほかの親が熱心すぎて苦痛

子ども以上に熱を上げてしまう親の姿もよく見かけますが、肝心なのは子どもが主役であることですよね。

ほかの保護者との気持ちのズレに気づかないまま「もっと練習させるべき」「ここはこうした方がいい」などと意見を言い出してしまうと、トラブルに発展することも・・・。

とくにスポーツ系の習い事は、応援をしたり遠征に出かける機会が多いので、親同士の意見が合わないと苦痛に感じやすいでしょう。

悩み9.付き合いが面倒

自慢ばかりする人や自己中心的な人がいるとママ友トラブルにつながりがちです。

親同士がうまくいかないと、たいてい子ども同士もトラブルが起きやすいのは確かなようす。

習い事以外でも付き合いがある場合は、かなりウンザリしそうですね。

悩み10.ストレスがたまる

子どもが習い事をはじめると、自分の時間がとにかくなくなるのは確かです。

学年が上がるにつれて忙しさを増してしまい、親のストレスが増大してしまってもはけ口がありません。

でも「もう限界」と感じたときは、周りの人にヘルプを伝えるべきですね。

子どもも親に無理をさせてまで習い事を続けたいとは思わないはずです。

子どもが楽しめる習い事とは?失敗しない5つの選び方

子供 習い事 選び方

スポーツ系に学習系に音楽系など、子どもの習い事と言ってもたくさんの種類から選ぶことはとても難しいですよね。

また、「習い事が続かなくて困ってる・・・」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

子どもが楽しく通うことができて、なおかつ能力を伸ばしてくれる習い事の選び方にはいくつかポイントがあります。

ここでは「失敗しない5つの選び方ポイント」を詳しくまとめたので、選び方の基準として参考にしてください。

選び方1.体験してから決める

まずは「体験教室」を受けてから決めましょう。

もし体験レッスンなどない場合でも「見学させてください」と申し出てみて、親子で見学することが大切です。

実際の雰囲気を見るときのポイントは次の3つ。

  1. 先生の人柄
  2. 生徒が楽しそうかどうか
  3. 子どもが興味を示したか

体験や見学をするとその場の雰囲気がつかめます。

子どもの好きそうな雰囲気かどうか?が最も大切で、親が「何かちがうかも」と感じた場合はたいてい続かない・・・というパターンがよくあったりするものです。

いくつか教室をまわることができれば比較して決断できるので、少し大変ですがこちらをおすすめします。

選び方2.嫌がる習い事はしない

親が「ここが良さそう」と子どもに勧めても「う~ん」と首をかしげているうちは、強行突破せずにじっくり待ってみることです。

もしかすると先生と合わない可能性もあります。

習い事が続くかは先生やコーチとの相性が大きく関わるので、本当に気持ちを聞いてみてください。

「本当はちがう習い事がしたい」という場合もあるので、親子でじっくりと話し合ってから決断を。

口コミや評判がよくても「友だちがいる教室に行きたい」という場合もあるので、「本当はどうしたいの?」と子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。

選び方3.最後は本人の意志で決める

子どもが習い事を続けるための秘訣は、本人の意志で決めるということに尽きます。

もちろん小さな子どもに決断を求めるのは難しいですが、本人が「また行きたい」と言うならOKです。

「ママ友に勧められたから」と親同士で決めてしまうのもタブー。

必ず「どうする?」と子ども本人に聞いてから入会手続きをしましょう。

選び方4.家庭の条件に合うか

いくら親子で気に入っても、家庭の条件に合わなければ続けることはできません。

  • 送迎できる範囲なのか
  • 子どもが自分で通えるのか
  • 月謝や費用は予算内なのか
  • 習い事と学校の両立ができるのか
  • 兄弟との兼ね合いは大丈夫なのか

習い事によっては週3回以上通う必要があったり、毎週末は練習や大会に追われてしまう・・・ということもあります。

ハードな習い事ほど自分以外のサポーターが必要なので、ひとりで乗り切ろうとしてしまうことはとても危険!

無理のない範囲で通えることが絶対条件なので、じっくりと考えてみてください。

選び方5.長い目で見守る

習い事をはじめてみたけど、子どもがなかなか慣れずにうまくいかない・・・となったとき、親として切ない気持ちになりますね。

「人見知りが激しい」「やや内気」といったお子さまは、慣れるまで時間がかかってしまうということもあるでしょう。

そんなとき、1か月ほどで「辞めた方がいいのかも」と思ってしまうかもしれませんが、できれば2~3か月は見守ってみてください。

習い事をやめるときの流れ&挨拶の仕方

習い事 子供 やめる

もし子どもがやめたいと言ってきたらどうしたらいいのでしょうか?

子どもから「もうやめたい」と言われたら、親としては「ちょっと待って」と考え直させたくなるかもしれません。

しかし子どもが「やめたい」と言うときは、すでに興味とやる気がなくなっていたり、「やりきった」気持ちが強まったサインです。

また、親の事情でやめたいときもありますよね。

いざ「習い事をやめよう」と決断したとき、「どうやってやめたらいいの?」と悩んでしまいませんか?

先生や周りの人と気まずくならないか不安ですよね。

できれば円満にやめて、子どもを傷つかせない方法を取りたいものです。

ここでは、習い事をやめるときの流れと、やめる挨拶の仕方について詳しくご紹介していきます。

(1) 期限を決める

本人から「やめたい」という意志を聞いたり、親から見て「やめ時かも」と感じたら、親子で「いつまで続けるか」というゴールを決めてください。

もちろんですが、すぐにやめてもいい事情(いじめ・暴力など)は別問題です。

そうでなければ「今月いっぱいまで」「次の大会が終わったら」といった、区切りのいいゴールを設定してみては。

子どもに達成感を味わせることができ、円満にやめることができます。

(2) 早めに伝える

やめると決めたら早めに気持ちを伝えましょう。

目安は「1ヶ月前まで」が望ましいです。

習い事ははじめるのもやめるのも自由です。

とても気まずい空気が流れてしまいますが、こんなやめる理由を伝えてみてください。

「時間が合わなくなった」

「時間が合わなくなってしまった」「練習する時間が減ってしまった」などという、本人の意志とは少しちがうかもしれませんが、時間の都合を理由にしてやめる人は多いです。

教室の先生も残念がったり「もう少し頑張ってみては」を声をかけてくると思います。

それでも子どもの意志が固まっている場合は、子どもの意見を尊重をしましょう。

「ついていけなくなった」

もうひとつは「ついていけなくなった」という理由です。

能力の差が出てしまうことは仕方がなく、教室側はそんな風に感じていないことも多いのでこちらも引き止める可能性が高いです。

しかし、そこで無理をしても子どもにとってはつらい時間でしかありませんので、丁重に対応をしてやめる方向で話をしましょう。

 (3) 挨拶をしてやめる

いよいよ最終日になったら「大変お世話になりました」と面と向かって挨拶ができればベストですが、都合によっては教室へ出向かうことができないこともあるでしょう。

それならば電話で「お世話になりました」とひと言伝えることで、後々バッタリ会ったときに気まずい空気にはなりません。

菓子折りを持っていくべきか?については、基本的に教室側は受け取らないと思っていいです。

しかし、先生やコーチとの関係性によっては手軽な菓子折りを挨拶と一緒に渡してもいいと思います。

ただし気をつかわせない程度の金額(2,000円以内)の物にするなど、工夫をしてくださいね。

まとめ

習わせる前は期待いっぱいだったのに、いざはじめてみると苦労や悩みに振り回されることも多いのが子どもの習い事。

つい親のエゴに走ってしまいそうになったときは、子どもの気持ちに寄り添って、原点にもどってみてください。

小さな子どもと何かはじめたい方は、ぜひ親子でリフレッシュしたり、お友だちができるような楽しい教室を選びましょう。

やめてしまうことになっても、それは親子にとって貴重な経験です。

子どもの習い事は大変なこともありますが、子どもがもっている能力を引き出すチャンスでもあるので大切にしてくださいね。