【ママ必見】エルサゲートとは?知っておくべき動画内容と対策を紹介

育児

YouTubeなどで子ども向けアニメのキャラクターに見せかけて、不適切な内容を見せるエルサゲート。

内容によっては子どもがショックを受けたり動揺したりするので、見せたくありませんよね。

この記事では、実際にエルサゲートとはどんな動画なのかということから、ママが今すぐできるエルサゲートを見せない方法、子どもに見せたくないサイトなども紹介します。

しっかり対策をすれば子どもに嫌な思いをさせなくて済みます!

ぜひ、参考にしてくださいね。

1.エルサゲートとは?

エルサゲートとは、ディズニー映画『アナと雪の女王』の登場人物「エルサ」と、事件や不祥事を表す「ゲート」を合わせた造語です。

意味は子どもに不適切な内容の動画を指します。

エルサゲートに見られる多くは実写やアニメ、クレイアニメなどでつくられています。

暴力や排泄行為などの内容で、子どもだけでなく大人でも不快に感じることが多いのが特徴です。

ほかにも、セクシーな表現や武器を使って出血させるなど過激な内容まであります。

小さな子どもを持つママさんには、悩みの一つとなっているのです。

2.エルサゲートってどんな動画?

子ども向けアニメのキャラクターに見せかけて、不適切な内容を見せるエルサゲート。

実際にどんな内容の動画があるのかいくつか見ていきましょう。

それぞれ見ていきましょう。

アンパンマンが意地悪をしたり食べ物を粗末にしたりする動画

アンパンマンのようですが、絵のクオリティが低く似せてつくられています。

言葉はありませんが、ケガをしたり意地悪をしたり食べ物を粗末にするような内容です。

ドラえもんの暴力的な動画

ドラえもんですが出血が多くキャラクターが死ぬようにつくられています。

殺人や出血などを笑っているのび太とドラえもんが、なんとも気持ち悪い動画です。

マリオの残虐な動画

ゲームのキャラクターであるマリオブラザーズのマリオカートが舞台となっています。

マリオがカートコースは自分のものだと、ほかのキャラクターを次々と殺してしまう残虐な動画です。

アニメですが、暴言も多く非常に恐怖心をあおるのと同時に気持ち悪さがあります。

3.エルサゲートの投稿者の目的とは?

エルサゲートの投稿者は何を目的としているのでしょうか。

理由がいくつかあるので紹介します。

  1. 動画再生数を狙った広告収入目的のため
  2. 単なるいたずら目的のため
  3. 悪意を持った嫌がらせ目的のため

目的1.動画再生数を狙った広告収入目的のため

エルサゲート投稿者の目的は広告収入を得るためです。

YouTubeは無料であらゆる動画を見られる分、見たい動画を再生するには広告を見なければいけません。

動画の再生回数やチャンネル登録者数が多ければ多いほど、YouTubeから動画作者に広告収入が得られます。

子どもが好きなアニメキャラクターを使えば、どんな内容でも子どもが興味を示し動画を見ることを利用しているのです。

また、子どもたちはそこまで映像やキャラクターのクオリティが高くなくても、似ているだけで見てくれます。

大人が見ればすぐに違うとわかるものでも乳幼児や小さな子どもには区別がつきません。

なかには手の込んだクレイアニメもあり、時間をかけてつくった動画は子どもだけでなく大人も興味を示す場合があります。

いずれにしても興味をひくキャラクターで動画をつくり、広告収入を得るのが目的の一つです。

目的2.単なるいたずら目的のため

エルサゲートの目的として次に考えられるのが「いたずら」です。

単なるいたずら目的だとしたら、悪趣味な内容と言わざるを得ません。

YouTubeでは年齢に対して不適切だと判断されるか、誰かに通報されれば「削除」される恐れもあります。

リスクをおかしてまで、わざわざ不快な内容の動画を作成する理由はわかりません。

純粋な子どもに対していたずらをするなら、笑って許せるような動画をつくってほしいものです。

目的3.悪意を持った嫌がらせ目的のため

エルサゲートの目的として考えられる3つ目は、「嫌がらせ」です。

いたずらとの違いは「悪意がある」ことで、非常に悪質な意味を持ちます。

不特定多数の子どもに精神的にショックを受けるような、グロテスクな映像や不快な動画を作成している理由はわかりません。

いずれにしても、子どもに見せたくない動画であることは変わりなく注意する必要があります。

4.エルサゲートを子供に見せないための対策

今はスマホやタブレットで、いつでも子どもが簡単に動画を見られる時代です。

親が注意しても知らずに見てしまうことは十分に考えられるため目が離せません。

ここでは、エルサゲートを見せないための対策を紹介します。

  1. 子ども一人で動画を見せない
  2. スマホやタブレットにある動画のアイコンを隠して見られなくする
  3. 動画アプリをアンインストールして見られなくする

対策1.子ども一人で動画を見せない

まずは、動画を子ども一人で見せないことです。

子どもが一人で見ると、キャラクターだけで動画を選んでしまいエルサゲートを見てしまう可能性があるためです。

料理をしているときなどは子どものそばにいれず、スマホやタブレットで動画を見せている間にエルサゲートを見てしまうこともあります。

そうならないためにも、できるだけ子ども一人ではなく親と一緒に見せるようにしましょう。

どうしても手が離せない場合は、スマホやタブレットに「コンテンツ制限」をかけておくことで、不適切なコンテンツを抑制することが可能です。

対策2.スマホやタブレットにある動画のアイコンを隠して見られなくする

2つ目はスマホやタブレットにある動画のアイコンを隠してしまいましょう。

いつも動画を見ていればスマホやタブレットを開いたときに、どれがなんのアプリか子どもでもわかるため、エルサゲートを見てしまう可能性は高いです。

そんなときは動画アプリのアイコンを画面に表示が出ないようにするなど、子どもが普段見ない場所へ隠してしまいましょう。

そうすることで子どもが自由に動画を見られなくなるため、動画が見たいときはママさんが選んであげることができます。

また、YouTubeを見るときは、「自動再生」を解除しておくことも大事です。

子ども向けの動画に紛れ込んでエルサゲートが自動再生されるのを防ぐことができます。

対策3.動画アプリをアンインストールして見られなくする

子どもに注意しても見てしまったり心配な場合は、思い切って動画アプリをアンインストールしてしまいましょう。

極端な手法ですが、見る動画がなければ子どもの目に触れることはありません。

どうしても見たい場合は、コンテンツ制限をかけて一人で見させず親がそばにいるときにすることです。

5.不適切なサイトが子供に与える悪影響とは

エルサゲートのような不適切な動画やサイトが子どもに与える影響は計り知れません。

なかにはたった一つの動画や不適切な内容で、トラウマになってしまう子どももいます。

そうならないためにも、親がしっかり子どもの行動や趣向を見てあげることが重要です。

  1. 精神的なショックを受けトラウマになる
  2. いじめや誹謗中傷に巻き込まれる
  3. 犯罪に巻き込まれる

悪影響1.精神的なショックを受けトラウマになる

エルサゲートをはじめ、子どもには不適切な内容の動画や画像などを見て、精神的なショックを受けることがあります。

子どもによっては、それがトラウマになって頭から離れず苦しんでしまうこともあるのです。

暴力や暴言、出血シーンや排泄物など大人でも気持ちのいいものではありません。

手が離せないからと動画を見せている間に、子どもの心に深い傷を負わせてしまうかもしれないので、十分に注意をはかりましょう。

悪影響2.いじめや誹謗中傷に巻き込まれる

小学生や中学生になると学校でもパソコンやタブレットを使うようになります。

特にスマホを与えられている子どもは、友達同士で連絡を取り合ったりSNSで写真を投稿したりと、親の管理が届かないところでなにをしているかが心配です。

仲がいいと思っていた友達が、実は自分の知らないところで悪口をいっていたり、ちょっとしたやり取りからいじめの対象になったりすることもあります。

そうならないために、普段から子どもとの会話を大事にして、ちょっとした変化も見逃さないようにしましょう。

悪影響3.犯罪に巻き込まれる

SNSを自分でするようになると、そこから同じ趣味や趣向の友達が増えることもあります。

そのときに心配なのが、SNS上に写真を投稿することで場所が特定できたり、日常のライフスタイルが知らない人にまで知られてしまう可能性があることです。

写真から通学路や家を特定され、ストーカーや誘拐などの犯罪に巻き込まれる危険性もあります。

犯罪に巻き込まれないためには、スマホのチェックや外出時の行先を聞くなど会話をマメにして、子どもの行動を把握しておきましょう。

6.エルサゲート以外にも気をつけておくべきサイト

エルサゲート以外にも、子どもにはあまり見せたくない気をつけておくべきサイトがあります。

  1. アダルトサイト
  2. 出会い系サイト
  3. 生死に関わるような危険サイト

気をつけるサイト1.アダルトサイト

小さな子どもにはアダルトサイトは不適切です。

ある程度大きくなり思春期になれば、男の子は興味が出てくるのが普通ですが、小さい子どもには見せるべきではありません。

性教育はいずれ学校でもしますし、知りたければ成長とともに自分で覚えていきます。

気をつけるサイト2.出会い系サイト

SNSができるようになれば心配なのが出会い系サイトです。

実際に色んな事件が発生しており、なかには悪質な詐欺サイトもあります。

ネットで知り合った人と実際に会うことを不自然と思わなくなっているため、危険な人物と出会わないとも限りません。

無抵抗な子どもを守るのは親の役目ですから、子どもが出会い系サイトを利用しないように、しっかり管理しましょう。

気をつけるサイト3.生死に関わるような危険サイト

生死に関わるような危険なサイトは、子どもに見せてはいけません。

集団自殺をほのめかしたり、殺人に関わるようなサイトです。

子どもだけでなく大人でもショックを受けるような内容のものもあり、気持ちのいいものではありません。

普通に考えても親が子どもにそんなサイトを見せることはないでしょうが、何かの拍子に子どもが見てしまわないように注意しましょう。

まとめ

悪質なエルサゲート動画は、子どもたちに精神的ダメージを与えるため、見せたくないと悩んでいるママさんも多くいます。

子どもにエルサゲートを見せないためには、紹介した3つの方法をしてみてください。

  1. 子ども一人で動画を見せない
  2. スマホやタブレットにある動画のアイコンを隠して見られなくする
  3. 動画アプリをアンインストールして見られなくする

たった3つのことですが、これだけで子どもが救われます!

手が離せないと、ついやってしまうのが動画を見せてしまうことです。

まだ物事の理解や分別がつかない子どもに、たった数分の動画が子どもに与える影響は計り知れません。

子どもの心は、ママであるあなたがしっかり守ってあげましょう。