災害が起こったときにさっと持ち出せる「防災リュック」
「防災グッズは、とりあえずリュックにつめればいい?」
「使いやすい防災リュックってある?」
と防災リュックをお悩みの方も多いのではないでしょうか。
防災グッズの準備は大切ですが中身を揃える前に、入れる物を用意しないといけませんよね。
ここではおすすめの防災リュックと、ちょっと変わった…だけど使える!というリュックをご紹介していきます。
これから防災グッズを用意する方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
防災リュックの3つの選び方
「防災リュックに選び方はあるの?」
「どこを見て選べば良い?」
まずは防災リュックの選び方が肝心ですね。
どんなところにポイントをおいて選べば良いのか、3つの選び方を覚えていきましょう。
選び方1.容量
まず防災リュックを選ぶ基準として重要なのは、防災グッズを入れる十分な容量を確保できるかということです。
防災リュックに入れておきたい必要最低限のものは以下の8つ。
- 家族の人数分×3日分の非常食
- 飲料水
- 着替え
- ラジオ
- ライト
- 暖をとるもの
- 衛生用品
- 子供がいる場合 オムツ・ミルク等
防災リュックは、このような大量グッズを入れるため容量がある大きいリュックを選ぶ必要があります。
ただし大きければ良いというわけではなく、いざと言う時に持って逃げれる程度の大きさを選んでくださいね!
選び方2.背負い心地
また長く背負っても肩や背中が痛くないようなリュックが防災リュックとして向いています。
車を持っている人ばかりとは限りませんし、車を持っていたとしてもガソリンが無くなったり、道が分断されれば車で移動は不可能です。
そうなれば防災リュックを背負って動くことになりますね。
長く背負っても肩や背中が痛くならないよう、肩部分が太くくなっていたり、背中の部分がスポンジになっているリュックが良いでしょう。
選び方3.防災用の機能
さらには防災用の機能があるリュックだとなお良いですね。
たとえば、防水や防火であったりと非常事態にも対応できるような機能が付いているものもあります。
また、他にも暗闇で光る素材が使われているリュックなどもあります。
防災グッズがセットで入っているリュックが売られていたりと様々な防災向けリュックがあるので、必要に応じて選びましょう!
おすすめの防災リュック7選
「おススメの防災リュックが知りたい!」
「みんなはどんな物を防災リュックに選んでいるのかな?」
ということで、さっそくおすすめできる防災リュックをご紹介していきます。
どんなところがおすすめなのかもお話ししていきますので、似たような物がお家にあれば代用も可能!
おすすめ商品を見ながら、防災リュックに便利なポイントを押さえていきましょう。
(1) Quechuaハイキングバックパック|デカトロン
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まず最初におススメしたいのは、デカトロンのハイキングバッグパックです。
一見シンプルに見え「どこが防災リュック向きなんだろう?」と思われるかもしれません。
注目して欲しいのは、チャックの部分です。
リュックの真ん中くらいまである大きなチャックは、ものを出し入れしやすく防災リュックに向いています。
いざという時のためにたくさんの物が入っているリュック。
パッと取り出せるのが理想だと思います。
なかなか見つからず中身を全部出す…なんてナンセンス!
大きく開けられるリュック、おすすめです。
keirusieduttonさんが購入したものは、子ども用で少し小さめのリュックですが、デカトロンでは大きい大人向けのリュックもたくさんありますよ!
買える場所:デカトロン公式オンラインショップ
価格:390円(税込)
(2) SHELTERプレミアム|LA・PITA(ラピタ)
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「防災リュックを揃えなきゃとは思うけど、それぞれ買いに行く時間がない…」
「そもそもどんな物を揃えなきゃいけないかよく分からない」
そんなあなたにはラピタから発売されている防災リュックがおススメ!
なんと防災グッズが一式入った状態で買うことが出来るんです。
中身をみてみると、とても充実した防災グッズがセットになっていることが分かります。
ちょっと非常食が寂しいかな?という印象を受けたので、セットに足りないものや個人的に入れておきたいものがれば足しておきましょう。
なんにせよ防災グッズ初心者からすると、セットになって販売されているリュックは心強いですね!
(3) アルチプラノパック|mont-bell(モンベル)
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kukka.kunさんが愛用しているmont-bellも防災リュックにおススメです。
こちらはアウトドアグッズで有名なメーカー!
山登りやキャンプ等で使う人が多いので、とにかくたくさん物が入ります。
また背負う際にも肩部分が太くしっかりしているので痛くなりにくいのもメリットですね。
mont-bellのアルチプラノパックは、軽量な上に防水性にも優れているので大雨でも中身が濡れる心配がありません。
ちなみにkukka.kunさんはお子さん用の防災リュックも用意しているようです。
実はコレもおすすめポイント!
小学生以上で、普段からランドセルを背負う年齢であれば、自分の荷物は自分で持たせるのがベストです。
ママ・パパの荷物が大きくなりすぎて、動けないのでは本末転倒ですよ。
買える場所:mont-bell公式オンラインショップ
価格:20L 13,500円(税込)、30L 15,984円(税込)、40L 16,524円(税込)
(4) 非常用持ち出し袋|アーテック
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非常用持ち出し袋が防災リュックとして重宝することもあります。
非常用持ち出し袋最大のメリットが、このデカデカと書かれた名前や住所の記入欄です。
緊急時には、個人情報が…などと言ってられません。
家族や大事な人と離れ離れになった際、いかに自分の存在をアピールできるか重要になってきます。
このくらい大きく名前等書くことで、探している人と早く会える可能性が高まるでしょう。
ただし肩ひも部分が細いので長時間背負うことはおすすめしません。
(5) バマー|trailbum(トレイルバム)
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アウトドアブランドからもう1つリュックをご紹介!
oktm_3さんご愛用のtrailbumというメーカーです。
メッシュ素材になっていて涼し気な印象だけでなく、パッとみて中身が見えるところが良いですね。
非常時は気が動転していることが多いので、どこにしまったか頭が真っ白になることも多々あります。
リュックの側面だけでなく、中身のポーチもメッシュ素材にしておくと中身が一目瞭然なのでおすすめです。
ただし電池や薬など、濡れたら困るものはジップロックや防水ポーチに入れるなど工夫してくださいね。
(6) バックパック ウォーカー25|coleman(コールマン)
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アウトドアメーカーからもう1つ防災リュックにおススメなのが、kerria_318さん愛用のcoleman。
チャックが多く、収納が分かれているとどこにしまったっけ?と探す手間が省けますね。
また写真のようにチャックの穴を活用するのもナイスアイディア!
特にホイッスルなど、すぐに使いたいものはしまうよりぶら下げている方が良いですし、アレルギー表記も誰が見てもすぐ分かると安心。
防災リュックはいかにリュックを使いこなせるかが鍵になるでしょう。
(7) moz WIDE-OPEN BACKPACK BOOK|宝島社
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トナカイのマークがかわいい北欧ブランドmozも防災リュックに適しています。
しかもfu.logさんのご紹介しているこのリュックは雑誌の付録と言うのだから驚きです!
最近の雑誌の付録はどんどん豪華になっていますね。
mozのリュックは小さいお子さんをお持ちのママがマザーズバッグとして使うことも多いのが特徴。
ポケットが多くて収納しやすいことと、ご覧のとおりチャックが大きく開き、中身が見やすい作りなのが人気の秘訣です。
こんなのもアリ!防災リュックのおもしろアイテム5選
続いては、「ちょっと変わった…だけど防災リュックとして使えそう!」な商品をご紹介していきます。
中にはおもしろい工夫がされたものもありますよ!
防災リュックの候補にいかがでしょうか。
(1) ダイソーで買えるリュック
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出来るだけお金をかけずに防災グッズを揃えたい…そう考えている人も多いのではないでしょうか。
こちらのリュックは、なんとダイソーで買える300円商品!
__yui_pu777さんは購入したものも載せてくれているので、これだけの物が入れば防災リュックとして容量も問題なさそうです。
ダイソーには防災グッズもたくさん揃えてありますので、リュックと合わせて使えそうなアイテムを揃えてみてはいかがでしょうか。
買える場所:ダイソー
価格:324円(税込)
(2) Мercsの防水リュック
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大容量のデザインで、防水加工を施されたmercsのリュックです。
スマホを入れられる防水ケースも付いているのが嬉しいですね。
開け口も広く中身を取り出しやすい作りになっていますし、肩部分も通気性を良くする工夫がされています。
また、ロックが掛けられる仕組みになっているのも頼もしいところです!
防災リュックとしてだけではなく、川遊びや海水浴にも最適なこちらのリュック。
シンプルでスタイリッシュなデザインが好き!という方も必見です。
買える場所:Amazon
価格:3,399円(税込)
(3) ものすごい防災セットプレミアム
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続いては商品名からして期待大な「ものすごい防災セットプレミアム」見ての通り、リュック型だけでなくキャリーケースのように転がすことも出来るんです!
なかなか画期的な商品ですよね!
重たい荷物をずっと背負って移動するのは辛い…そんなリアルな声から生まれた商品なのでは?と思います。
ちょっと疲れた…とリュックを下したくても地べたに置くのは嫌だな…と思う方でもキャスターが付いていれば良いですよね。
非常食の数も多い点もポイントが高いのではないでしょうか。
(4) 浮くリュック ラッコフロート
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防災リュックにあると嬉しいのが防水機能ですが、こちらのラッコフロートという商品はさらに上をいく機能が付いています。
なんと胸に抱えると浮かべる浮き具代わりになるリュックなんです。
まだまだ記憶に新しい津波や集中豪雨による水害。
もしもそんな場面に遭遇してしまった時、自分の身を守れるのは自分しかいません。
ラッコフロートは空気注入のバルブも付いているので、一見変わったこちらのリュックもぜひ防災リュック候補に入れてみてくださいね。
(5) ノースフェイスの着るリュック
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ノースフェイスから発売されているこちらの商品もおもしろい仕掛けになっています。
リュックとベストが一体型になっている、まさに着るリュックなんです。
大容量…とはいきませんが、防寒にもなりますし、何より「着る」わけなので、リュックが落ちてきたとか肩が擦れるといったトラブルはありません。
急いでいるときでもさっと着ればOKなので必要最低限のものを入れておくといいですね!
防災リュックを買うときの注意点
最後に防災リュックを買うときの注意点をお話していきます。
どんなにデザインが気に入ったとしても、防災リュックとして役に立たなければ残念な買い物になってしまいます。
以下の3つのことを注意しながら購入してくださいね。
注意点1.本体は重たくないか
まず防災リュックを購入する際注意が必要なのは、本体は重たくないのかということです。
防災グッズに必要なのは多岐にわたる物の種類と量。
そのため出来るだけリュックは軽量の物だと良いのですね。
ネットで購入するのは手軽ですが、出来れば店頭で背負ってみて、重さを体感してみるのがベスト。
もし店頭に行く時間がとれない…という方は、ネットに記載してある重さを注意しておきましょう。
商品が届いてから「何も入ってないのに重いな…」という失敗は防げますよ。
注意点2.耐久性は十分あるか
ただし軽ければなんでも良いというわけではありません。
十分な耐久性があるかも重要なポイントになるからです。
防災グッズの中でも重い物と言えば飲料水。
非常時断水してしまったら、手持ちの水で飲み水・洗濯・トイレ・歯磨き・タオルを濡らして体を拭くなどを済ませないといけません。
飲み水だけでも大人1日に2~3Lと言われているので、耐久性がないリュックではすぐに穴が開いてしまいますね。
安いリュックの中でも、きちんと重量に耐えられる商品なのか見極めることが大事です。
注意点3.色にも注意が必要
最後に注意したいのは色!
無難でありなおかつスタイリッシュな黒を選びがちなリュック。
ただ「防災」という意味では赤やオレンジなどの派手な色の方が向いています。
避難所生活になった場合、他人のリュックと混ざって分からなくなることも。
黒のリュックを購入する場合は、自分のものとすぐに分かるようにホイッスルやミニライトを付けるなど目印を付けておくと良いでしょう。
まとめ
ここではおすすめの防災リュックから、一見変わった…だけど役に立つリュックをご紹介してきました。
気になるリュックはあったでしょうか?
防災グッズを守る大事なリュック。
何かあったときにさっと背負っていけるように、準備しておきましょう!