地震や大雨などの災害は、いつ起こるかわからず不安を感じずにはいられないですよね。
今では、必ず防災グッズを備えているという家庭も増えてきています。
「でも、何を準備すれば良いか分からない・・・」
「最低限必要なものだけでもおいておきたい!」
いつかいつか・・・とついつい防災グッズの準備を後回ししてしまっている人も少なくないですよね。
ここでは、災害が起きたときのために備えておきたいおすすめグッズを紹介していきます。
まだ、準備をしていないという人や入れ忘れているものがある人は、さっそく準備していきましょう!
おさえておきたい防災グッズの3つの選び方
まずは、防災グッズの選び方を確認していきましょう。
防災とつく物を買えば良いというわけではなく、選び方にもポイントがあります。
選び方1.長期間保存がきく
選び方2.必要な量を知る
選び方3.被災した人の経験談を参考にする
選び方1.長期間保存がきく
まず防災グッズを購入する際、チェックするポイントは保存期間の長さです。
防災グッズの中には非常食や飲料水を揃えておかなければいけません。
乾パンやビスケット・レトルト食品やペットボトルの水などですね。
非常食として販売されているものは、短くても3ヶ月から半年はもつように作られています。
中には5〜10年も保存がきく非常食もあります。
防災グッズとして常備するわけですが、数ヶ月しかもたないものですと、しょっちゅう入れ替えなけらばならず大変です。
消費期限は最低でも半年以上の非常食を選ぶようにしましょう。
選び方2.必要な量を知る
続いて選ぶポイントとしては、家庭での必要な量を知ることです。
せっかく準備していても足りなくなってしまう恐れもあるので、必要な量をおさえ準備しておきましょう。
家庭での必要な量は、基本的に以下の量です。
家族の人数×3日分
災害がおきて、救助がくるまで3日間はかかることを前提として準備する必要があります。
ですから、最低でも3日間は生き延びれる量を想定して準備していきましょう。
選び方3.被災した人の経験談を参考にする
また、被災した人の経験談を参考にするのも防災グッズを選ぶ際に有効な手段です。
防災グッズと聞いてパッと思いつくものは定番アイテム。
「実際被災してみて〇〇が役に立った」とか「〇〇があれば便利だったな…」という物は、被災した人にしか分かりません。
被災した体験談は、誰かの役に立てば…とネットに載っていることが多いものです。
ぜひ生の声を参考に、防災グッズの準備を進めていきましょう。
備えるべき防災グッズリスト
いざというときに、あれもこれもと備えておきたくなりますよね。
しかし、実際避難するときに持ち出せなかったり必要なものが揃っていなかった・・・とならないためにも、まずは必要最低限の防災グッズを揃えておきましょう!
必要な防災グッズはこちらの5つです。
あくまでも必要最低限のものなので、赤ちゃんや子ども、高齢者のいる家庭ではさらに必要なものをプラスしていってくださいね!
1.食料
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まず、生き延びるために必要なのが食料ですよね!
乾パンや缶詰などそのまま食べられるものからお湯を入れるだけで調理できるものまでいろいろなものがあります。
災害用として備えておくなら、1年以上保存のきくものを選ぶようにしましょう。
また、食べ物だけでなく水も常備しておく必要があります。
飲むだけでなく、料理に使ったり歯を磨いたりとさまざまなことに使えます。
目安としては、1人1日3L。
4人家族なら36Lです。
2Lのペットボトルなら18本も必要ということになります。
2.ラジオ、携帯用バッテリー
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災害にあったときに連絡手段や情報を得るためにも以下の2つは必ず用意しておきましょう!
- 携帯ラジオ
- 携帯電話用バッテリー
ひとまずこれさえあれば、連絡をとったりどういう状況なのか情報を手に入れることができます。
防災ラジオであれば、携帯を充電したりライトになったりするものもあり、1つですむので便利ですよ!
3.医薬品、衛生用品
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怪我をしたときなどに必要となってくる医薬品や衛生用品も準備しておきましょう。
最低限必要なものはこちらです。
- ガーゼ
- 絆創膏
- 消毒液
- はさみ
- ピンセット
- 常備薬
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- 生理用品
- 歯磨き用品
- 袋
- マスク
- 非常用トイレセット
これらのものは、まとめて入れておくようにしましょう。
4.現金
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fp_kissaさんは、防災用として小銭を貯めているようです。
被災時に小銭が役立つ…?と疑問に思いましたよね。
実はこれ、被災経験者の実体験が元になっているんです。
お店や自動販売機が復活して、物を買いたいと思っても、お釣りがないため買えないことがあったそうです。
確かに皆が皆お札で買い物をしていけば、お釣りがなくなってしまいますからね。
自動販売機でもお札NGになっている場面を見かけたことがあります。
万一に備えて小銭を準備しておくことは大切なんですね!
5.衣類
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着替えの服と下着は、最低でも1着ずつ準備しておきましょう。
台風や大雨などの災害のときには、服がびしょびしょになってしまうこともあります。
そのまま濡れた状態にならないように、着替えは必要不可欠です。
しかし衣類は意外とかさばってしまうので、圧縮袋を使ってコンパクトにしておくといいですよ。
また、寒い季節には防寒着も必要になるのでさっと着れる場所に用意しておくようにしましょう。
一通り揃う防災セットが便利!
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「防災グッズを1つずつ揃えていくのがめんどう!」
という人は、すでに必要なものが揃えられている防災セットを購入するのがいいですよ。
inuitakatsuguさんが購入した防災セットには、リュックの中に非常食や衛生用品、ラジオライトなど本当に必要なものが全て入っています。
災害があったときには、このリュックを1人1個ずつ背負って避難すればOK!
とりあえず、防災グッズを揃えておきたいという人は防災セットを購入することをおすすめします。
備えておこう!おすすめの防災グッズ12選
「防災グッズの中でもどれを選べばいい?」
「あると便利な物って何?」
と何から取りかかって良いか、頭の上にハテナが浮かんでいる方はこちらを参考にしてみてくださいね。
用意しておきたい防災グッズの中でもおススメできる商品を12個集めてみました。
おすすめ1.ハイゼックス包装食炊飯袋
おすすめ2.常温缶飯|吉野家
おすすめ3.防災笛|effe
おすすめ4.折り畳みヘルメット・オサメット|加賀産業
おすすめ5.ラッコフロート|LOGOS
おすすめ6.マルチパネルランタン|コールマン
おすすめ7.手回しラジオRF-TJ20-W|パナソニック
おすすめ8.アイクレオ赤ちゃんミルク|グリコ
おすすめ9.アクモキャンドル|アクモホールディングス
おすすめ10.アウトドアアドベンチャートゥースペースト|ORALPEACE
おすすめ11.給水バッグ|セリア
おすすめ12.コンパクトタオル|ダイソー
おすすめ1.ハイゼックス包装食炊飯袋
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まず防災グッズとしておススメしたいのはハイゼックス包装食炊飯袋。
消費期限を考えると、どうしても非常食は乾パンやビスケット・レトルト食品を準備しがちになります。
しかし実際に被災すると、温かいご飯が食べられた時、安心しホッとするのです。
使い方も簡単で、お米と水を少量入れて沸騰したお湯で30分ほど煮佛するだけ!
また、ハイゼックス包装食炊飯袋は1枚で1合のご飯が炊け、10円程度なので炊き出しでも活躍する優れものです。
おすすめ2.常温缶飯|吉野家
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温かいご飯が作れれば、何かおかずが欲しくなりますよね。
なんと牛丼チェーン店吉野家から非常食缶が発売されているのです!_
ryo_hasegawaさんが紹介しているように、牛丼・豚丼・焼き塩鯖丼と味も豊富。
賞味期限も3年と長いところも嬉しいポイントですね。
非常食に限らずキャンプや登山でも役立ちそうな商品です。
買える場所:楽天市場
価格:6缶 4,860円(税込)
おすすめ3.防災笛|effe
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一見可愛いデザインのネックレスに見えますが、実はこれ、ホイッスルなんです!
しかも4キロヘルツ以上、85デシベル以上の高い音が鳴る「防災笛」として作られているため、いざという時きちんと役立ちます。
メガネの素材で出来ているため、軽くて毎日身に付けていても苦にならないところも良いですよね。
種類や色も豊富で、選ぶのも楽しくなってしまいます!
おすすめ4.折り畳みヘルメット・オサメット|加賀産業
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意外と見落としがちなのがヘルメット。
地震が起きて余震が続く中、外に出るのはとっても危険!
大事な頭を守るためにはヘルメットはマストアイテムなんです。
ただ家族が多いと収納場所に困って「1つや2つで良いか…」ときちんと人数分は用意できないんですよね。
そんな時便利なのは、収納型ヘルメット・オサメット!
組み立てる手間もなくいざという時サッと被れる優れモノで、場所をとらず準備しておけます。
おすすめ5.ラッコフロート|LOGOS
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防災グッズの内容もさることながら、準備物を入れるバッグも大切ですよね。
おススメするのはLOGOSの「ラッコフロート」です。
このリュックは、完全防水な上にさっと息を吹き込むだけで水に浮かぶことができます。
これなら、水害時でも中が濡れることなくさらに自分の命も守ることができるのです。
450gと軽量なので、子どもでも持ち運びしやすく家族で揃えたいバッグ!
おすすめ6.マルチパネルランタン|コールマン
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防災グッズで絶対に欠かせないと言っても過言ではないのがライト。
懐中電灯を準備されている方も多いかと思いますが、上から吊るせると両手が空き便利なのでランタンがおススメ!
また充電式やソーラー充電など様々なタイプがありますが、停電が起きていたらそもそも充電元を確保できませんし、天気が良い日が続くとも限りません。
コールマンのランタンはコスパ良しのLEDランタン!
4つの発光パネルは取り外しができるので、家族で使うことができます。
さらに、USBポートもついていて携帯電話の充電も可能!
これ一つで2役も3役も使えるランタンは、一家に一台の必須アイテムです。
おすすめ7.手回しラジオRF-TJ20-W|パナソニック
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被災してしまったら、情報収集は大事な仕事です。
家族が離れてしまったら?物資はどこに取りに行けばよい?スマホはほとんど使えなくなると思っていた方が賢明。
tommy.design.haitoさんの持っているパナソニックのラジオは手回しで充電ができるもの。
これならわざわざ電池を入れておかなくても、いつでもラジオを聞くことができます。
また、携帯充電端子が付いていたりLEDライトが付いていたりと災害時には重宝しそうですよ。
おすすめ8.アイクレオ赤ちゃんミルク|グリコ
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小さな赤ちゃんがいる家庭は、赤ちゃん用の防災グッズも必要です。
大人の常備品は代用が出来るものがあったとしても、赤ちゃんの物は早々代用できるものがありません。
日頃から防災グッズに漏れがないかチェックしておきたいところですね。
おむつはサイズアウトしていないか、予備の服は季節に合っているのかなどにも気を付けましょう。
また大事な栄養源であるミルクは、新鮮な水が手に入る保証がないので紙パックのものが◎
普段母乳で育てているというママも、ストレスで母乳が止まってしまうこともあるため、準備していた方が良いでしょう。
nan_.aさんのように賞味期限のチェックはぬかりなく!
おすすめ9.アクモキャンドル|アクモホールディングス
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アクモキャンドルは、少量の水にたった2秒浸すだけで、連続168時間も点灯していられるという驚くべきキャンドルなんです!
168時間と言うと7日間のことなので、7日間も暗闇にならないのかと思うと気持ちが楽になりますよね。
またサイズも小さく重さも21gという超軽量のアクモキャンドルは、バッグのポケットに常備しておいても邪魔にはなりません。
おすすめ10.アウトドアアドベンチャートゥースペースト|ORALPEACE
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防災グッズを揃える中で、意外と見落としがちなのが歯みがきグッズ。
生きることに直結する非常食や衣類・ライトなどは思い浮かぶのですが、歯ブラシなどの小物はうっかり忘れてしまうんですよね。
被災しても清潔でいることは大事。
だけど限られた水は大事にしたい!
そんな時に便利なのが「アウトドアアドベンチャートゥースペースト」
水がなくてもジェルを口に含み、吐き出すだけで歯みがき効果があります。
wanvanlifeさんのようにアイスのヘラなど使い捨てできるアイテムと一緒に常備していると良いですね!
おすすめ11.給水バッグ|セリア
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防災グッズにペットボトルを用意しているお宅も多いことと思いますが、家族が多かったりするとあっという間になくなってしまいます。
しばらくして給水車が応援に来たとき、便利なのが給水バッグです。
一度に5リットル入れられるだけでなく、使わないときは折り畳んで収納できるところもメリット。
100均で手に入るので、とりあえず防災バッグに忍ばせておくと役に立つでしょう!
買える場所:セリア
価格:108円(税込)
おすすめ12.コンパクトタオル|ダイソー
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こちらもあると便利なダイソーの「コンパクトタオル」
水に濡らすと広がるコンパクトタオルは、災害時身体を拭いたりお皿を拭いたりと大活躍の予感!
暑い日には水で湿らせ首に当てるなどの使い道もありますね。
1枚5円なので、最悪使い捨てになっても罪悪感が少なくて済みそうです。
買える場所:ダイソー
価格:スモールサイズ20枚 108円(税込)
防災グッズを買うときの注意点
防災グッズを買うときの注意点も頭に入れておきたいですね。
これから防災グッズを揃えていこうと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
また、すでに揃えている人でもこちらの注意点を読んで見直しするきっかけになればと思います!
注意点1.実際に持ち出すイメージをする
注意点2.最悪の状況を想定する
注意点3.定期的な見直しが必要
注意点1.実際に持ち出すイメージをする
まず防災グッズを買うときの注意点では、実際に持ち出す際のイメージをすることが大事!
たとえば、自宅で大きな地震に遭ったとしましょう。
逃げるときは1人ですか?それとも子供が一緒ですか?
いざという時に子供がスムーズに行動してくれるとも限りません。
大きなリュックと手荷物を持って子供も誘導できるでしょうか?
子供がいる場合、荷物はリュック1つで両手が開くのがベスト。
リュック1つに荷物が収まるように、出来るだけコンパクトなものを選ぶなど工夫が必要です。
注意点2.最悪の状況を想定する
最初に選び方で「家族の人数×3日分」とお話しました。
3日間というのは一般的に72時間で行政の手が回ると言われているからです。
つまり非常食は9食分必要になり、ライトなども3日間はもつように予備の電池等も用意しなければなりません。
とは言え、必ず3日以内で助けが来るとも限らないので「最低3日分は…」という意識で用意すると良いですね。
注意点3.定期的な見直しが必要
防災グッズは1度揃えたらOKというわけではありません。
季節で必要なものが違うため、定期的に見直しをしないといけないのです。
例えば夏であれば叩けば冷える瞬間冷却剤が役に立ち、冬はブランケット替わりに使えるアルミシートを用意した方がいいです。
季節に応じておかしくない防災グッズが揃っているか、定期的にチェックしておきましょう。
まとめ
あれもこれもと詰め込んでしまいたくなる防災グッズですが、必要なものを必要な量だけ準備するようにしましょう。
また、準備してほったらかしにしておかず、定期的に見直すことも大切です。
今一度防災意識を高め、ご家庭にあったグッズを準備して、いざという時に備えてくださいね!